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急落「不動産」株は今が買い?大手4社の比較と長期投資家が見るべき3つの重要指標=栫井駿介

投資判断の重要指標その3:インカムゲインとリスクのバランス

配当利回りに注目すると、ヒューリックの3.94%という数字が目立ちます。
三菱地所(1.23%)や住友不動産(1.49%)に比べると非常に魅力的ですが、この高利回りは、それだけ市況悪化や金利上昇のリスクが株価に織り込まれている証拠でもあります。

安定した家賃収入を持つ財閥系は利回りが低く抑えられ、リスクを取って回転型ビジネスを行うヒューリックは利回りが高くなるという、市場の合理的な評価がなされています。

金利ある世界で生き残る、真のバリュー株はどこか

今回の分析を通じて見えてきたのは、金利上昇という逆風下において、各社がまったく異なる戦い方をしているという事実です。

安定性とリスクの低さを重視するのであれば、賃貸比率が高く、NAV面でも圧倒的に割安な「住友不動産」や、丸の内という牙城を持つ「三菱地所」は魅力的な選択肢となります。

一方、多少のリスクを取っても高い配当と経営の効率性を求めるのであれば、「ヒューリック」を注視する価値があります。

目先の金利上昇というニュースに一喜一憂するのではなく、各社の保有資産の質と、それを利益に変える戦略の深さを冷静に見極めることこそが、このセクターで勝つための最良の道と言えるでしょう。

YouTubeでも詳しく解説しておりますのでそちらもぜひご覧ください。


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【関連】なぜバフェットは「守り」に入る?現在の株価は高すぎ?長期投資家が注視すべき市場のシグナル=栫井駿介

image by: PSG.G2 / Shutterstock.com
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バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 』(2026年7月4日号)より※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。

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