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インデックス投資は「手応えゼロ」で挫折する。20年走り続けるための「配当」という精神安定剤=鈴木傾城

「成長エンジン」と「配当エンジン」

配当は「目に見えるマネー」である。それは、年4回、あるいは年2回、口座に現金が振り込まれる。金額そのものは小さくても、それは評価額ではなく「実際に使える現金」だ。税金は取られるかもしれないが、それでも「現金」である。

これを受け取るのに株数は1株も減っていない。取り崩しせず、投資の成果が生活へ還元される。私は高配当株から入ってくる配当を、はっきりと自分の満足感の源として位置づけている。

インデックス投資をする人間からは「税金を取られて損しているのだから非合理だ」と批判されるかもしれない。たしかに理論上は非効率だ。しかし、私はコアで買った株式は「ほぼ売らない」のだ。それなら、ちょっとした「よろこび」が欲しい。

それが「配当」だ。

だが、確かに「非効率」というのも一理ある。だとしたら、配当株とインデックス投資のハイブリッドであれば文句はないだろう。それは意図したわけではないのだが、私のポートフォリオは自然とそうなっている。

悪い話ではない。インデックスは「成長エンジン」としても機能するので、資産の総額を膨らませていくのはインデックス投資に任せておけばいい。高配当株は「配当エンジン」として温存しておき、現金を集めておく。

集まった現金は、もし消費に使いたいのであれば証券口座から下ろせばいいし、より大きな配当を得たいのであれば、同じ銘柄に再投資すればいいし、あるいはその時々で投資したい個別銘柄があれば、そこに投資してもいい。

「現金」を手に入れることによって、いろんな選択肢が使えるようになる。

さらに言えば、配当株は下落相場においてポートフォリオの「守り」にもなってくれるのも心強い。高配当株は下落相場で株価が下がらない、というわけではない。局面によっては指数以上に叩き売られることもある。

だが、相場が下落しても投資家は配当株を売り飛ばそうとはしない。それが高配当であればあるほどそうだ。なぜなら、相場が一時的に下がったとしても、配当株は「しっかりと現金をくれる」からである。株価が下がっても、ほとんどの場合「配当は下がらない」のだ――

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image by: frantic00 / Shutterstock.com
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鈴木傾城の「フルインベスト」メルマガ編 鈴木傾城の「フルインベスト」メルマガ編 』(2026年7月5日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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