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BTM、1Q営業利益は前年比136.2%増、売上総利益は過去最高 人材採用・M&Aなど成長投資が寄与

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2026年8月17日に発表された、株式会社BTM2027年3月期第1四半期決算説明の内容を書き起こしでお伝えします。


MISSION(経営理念)

田口雅教氏:みなさま、お世話になっています。株式会社BTMの代表取締役社長兼CEOの田口です。本日はご多用のところ、当社の決算説明をご視聴いただき、誠にありがとうございます。それでは、2027年3月期第1四半期の決算説明を行います。

まず、当社のミッションについてご説明します。「日本の全世代を活性化する」というミッションを掲げています。私ともう1人代表がおりますが、2人とも地方出身であることから、首都圏と地方の機会格差に関して課題意識を持ってきました。

「優秀な人財がいても、就業の選択肢が狭く、活躍の場が少ない」「技術・ノウハウを持つ企業があっても、活かせる場が少ない」という現状は、非常にもったいないと考えています。

そのため、当社は地方人財を積極的に活用し、全国の企業のDXを推進する事業を展開しています。

目次

スライドは、本日のアジェンダです。

成長軌道

2027年3月期第1四半期の決算概要についてご説明します。当社は現在を成長期と位置づけ、積極的に事業へ投資する時期としています。既存事業の拡大やM&Aによるさらなる成長を目指し、さまざまな資本提携や子会社設立、事業譲受、子会社化など、積極的に投資を行っているところです。

エグゼクティブサマリー

エグゼクティブサマリーです。成長投資の効果により、安定した売上成長を維持しています。売上総利益は過去最高を更新し、営業利益も前年同期比で大幅な増益となりました。

売上高は15億5,300万円で前年同期比15.3パーセント増、売上総利益は2億5,700万円で前年同期比26.1パーセント増、営業利益は3,200万円で前年同期比136.2パーセント増、調整後営業利益は4,400万円です。また、親会社株主に帰属する当期純利益は1,400万円で前年同期比97.1パーセント増、調整後当期純利益は2,600万円となっています。

自社のエンジニアや営業人員の採用強化、M&AおよびそのPMIが順調に推移していることに加え、高付加価値案件の受注や稼働最適化などの生産性向上にも注力した結果、トップライン(売上高)が伸び、内部の投資を吸収してもなお大きな利益成長を達成しました。

注力ポイント

注力ポイントは「積極的な人材採用」「サービスの拡充」「事業拡大に向けた投資とその効果」の3つです。

特に「積極的な人材採用」においては、営業・自社エンジニアの積極的な採用に加え、M&Aの推進加速に伴う管理部門の強化を行っています。また、1人当たりの生産性を高めることを目的として、営業や自社エンジニアの質の向上にも注力しています。

「サービスの拡充」に関しては、AI領域においてシステム障害調査を自動化するSaaS型AIエージェントである「TracisAI」を中心とした自社プロダクトをさらに拡大している他、M&Aによるサービス領域の拡大・拡充も継続的に検討しています。

「事業拡大に向けた投資とその効果」としては、すでに子会社化した株式会社クエスト・システム・デザインのエンジニア採用が順調に進捗しています。また、株式会社BTMAIZでは体制構築が進み、売上・利益の拡大に寄与しています。

P/Lサマリー

P/Lサマリーです。前期から自社エンジニア・営業人員が大幅に増加したことに加え、M&Aの効果もあり、売上高は前年同期比15.3パーセント増、売上総利益は前年同期比26.1パーセント増、営業利益は前年同期比136.2パーセント増と、順調に進捗しています。

第1四半期進捗率

進捗率はスライドに記載のとおりです。売上高、営業利益、経常利益については順調に進捗しています。

売上高・営業利益 四半期推移

売上高・営業利益の四半期推移です。営業人員の強化や自社エンジニアの増加により、売上高は前年同期比15.3パーセント増を達成しました。営業利益も前年同期比136.2パーセント増と非常に順調です。

重要KPI推移

重要KPIの推移です。採用は順調に進んでいます。営業人員数は、積極的な採用と生産性の向上という両軸で、しっかり様子を見ながら採用しています。

アカウント数についても予定どおり伸びています。

自社エンジニア数については若干の増加にとどまっていますが、第2四半期以降の入社者が決定しているため、さらなる増加が見込まれると考えています。

営業利益分析

営業利益分析です。人材投資やM&Aなどの成長投資を実施しつつも前年同期比136.2パーセント増で着地しました。積極的な投資を行いながらも利益を確保できる状態となっています。

2027年3月期 業績予想(変更なし)

続きまして、2027年3月期の業績予想です。2027年3月期の業績予想に関して変更はありません。売上高は70億100万円、営業利益は1億2,400万円、親会社株主に帰属する当期純利益は6,600万円です。

重要KPI推移

重要KPIも変更はありません。現状は順調に進捗しています。

インベストメント・ハイライト

続きまして、インベストメント・ハイライトです。

当社は、「成長投資による全国規模のエンジニア供給網を背景とした高い売上成長」と、「成長投資を継続しながらも利益を生み出す堅実で規律ある収益基盤」を兼ね備えています。

高い売上成長については、需要に対して十分な供給能力を持っています。具体的には、人材が不足しているIT市場に対して、地方人財と1万1,200件を超えるパートナーデータベースを活用することで安定した供給力を確保しています。

堅実で規律ある収益基盤としては、独自教育プログラム「Newhow」により、若手や未経験者を含め、一人ひとりのエンジニアのスキル向上を図り、フルスタックエンジニア人材の育成に注力しています。単にコーディングや設計ができるだけでなく、多様な技術を柔軟に活用し、時代の変化に対応できる人材を育成することで、非常に価値の高い人材を輩出しています。

AI領域の強化については、子会社のBTMAIZだけではなくBTM社の各部門においてもAI駆動型の開発を拡大するなど、非常に積極的に注力しています。これにより、単価向上や生産性向上が期待できると考えています。

安定性の観点では収益管理に注力しています。基本的には低収益な案件やプロジェクトの遅延が発生しないよう、一つひとつの案件状況や事業進捗を細かくモニタリングする体制を確立しています。

これらの取り組みによって、成長投資を通じて売上高・売上総利益ともに前期比で大きな成長を達成するとともに、利益目標を堅持します。さらに規律を保ちながら効率的にM&Aを実施することで、非連続的な追加成長を目指します。

データベースの活用による人材調達力

データベースの活用による人材調達力についてです。現在1万1,200件以上のネットワークをデータベースに保有していますが、これをさらに拡大することでパートナーの人材活用を一層促進していきたいと考えています。

また、全国のパートナーネットワークが全国規模のDX推進に直結すると考えているため、ここをしっかりと拡大していくことが当社の強みとなると思います。

競合企業との差異

競合企業との差異についてです。当社は、自社エンジニアとビジネスパートナーエンジニアを最大限に活用する戦略を掲げています。社員数に対してビジネスパートナーの人数が非常に多く、そのネットワークをフルに活用しています。また、全国のエンジニア総数に対してもビジネスパートナー数が大きな割合を占めています。

この広範なビジネスパートナー層に対してネットワークを張りめぐらすことで、調達力の強さを武器に他社との差別化を図っています。

収益性

収益性についてです。売上総利益は右肩上がりで着実に増加し、過去最高を更新しています。

以上をもちまして、2027年3月期第1四半期の決算説明を終了します。ご視聴いただき、誠にありがとうございました。

※以下、決算説明後に頂戴した質疑についての回答を記載します。

質疑応答:大幅な増益要因について

「2027年3月期第1四半期の営業利益は3,200万円、前年同期比プラス136.2パーセントと大幅な増益となりました。主な要因を教えてください」というご質問です。

最大の要因は売上総利益率の改善です。自社エンジニア・営業人員の増員および前年度のM&Aの効果により、売上高は前年同期比プラス15.3パーセントの15億5,300万円となりましたが、加えて、高付加価値な案件の受注と自社エンジニアの稼働最適化、ビジネスパートナー(BP)企業案件の採算管理を徹底した結果、売上総利益率は15.1パーセントから16.6パーセントへ改善し、売上総利益は2億5,700万円と四半期ベースで過去最高を更新しました。

販売費および一般管理費は人材投資の継続によりプラス18.0パーセント増加していますが、売上総利益の伸び(プラス26.1パーセント)がこれを上回り、営業利益は3,200万円、のれん償却費用等を調整した調整後営業利益は4,400万円まで拡大しています。

質疑応答:M&Aの対象と進捗について

「M&Aについて、対象の規模感を事業価値最大10億円程度まで拡大させました。その狙いと現在の進捗を教えてください」というご質問です。

当社は年間1件から2件程度のM&Aの成立を目指しており、M&A仲介会社との連携を含めたソーシングを強化し、毎月数件のトップ面談を実施しています。対象の規模感を拡大したのは、株式会社クエスト・システム・デザインにおけるPMIが順調に進み、当社の営業ノウハウ・採用ノウハウをパッケージで導入するモデルに一定の再現性が確認できたためです。実行にあたっては、一定のキャッシュ・フローを見込める規律ある投資判断を徹底しています。なお、現時点で確定した案件はなく、決定した場合には適時開示します。

質疑応答:TracisAIについて

「『TracisAI』のAWS Marketplaceでの提供開始について、今後の展望と業績への影響を教えてください」というご質問です。

「TracisAI」は、生成AIが自律的にAWS環境やデータベースへアクセスし、SQLの生成・実行からログ分析までを自動で行うことで、システム障害の原因特定から解決までの時間を短縮するサービスです。AWS Marketplaceでの提供開始により、AWSをご利用の企業であればより簡易に検討いただける環境が整いました。無料のトライアルプランからカスタムプランまで3つのプランをご用意しており、まずは導入社数の拡大と活用事例の蓄積を優先するフェーズと位置づけています。中長期的にはこうしたサービスによって、全社的な利益率の向上につなげていきます。

質疑応答:重要KPIについて

「重要KPIのうち、自社エンジニア数やアカウント数の第1四半期の増加は緩やかに見えますが、期末計画は達成できるのでしょうか?」というご質問です。

KPIの進捗は概ね順調に推移していると認識しています。営業人員数は38名(前年同期比プラス7名、期末計画40名)と最も順調に推移しており、これは案件開拓能力の拡大を意味します。アカウント数(11,425件)についても、増員した営業人員の活動が本格化する第2四半期以降、積み上がりが加速するものと見込んでいます。自社エンジニア数は191名(前年同期比プラス42名、期末計画220名)ですが、入社時期の関係で下期に偏重する計画であることに加え、子会社である株式会社クエスト・システム・デザインにおける採用も拡大しています。ただし、今後市況や全体としての損益を踏まえ、投資に対する調整・コントロールを行う可能性はございます。

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