3日の中国本土市場は3日ぶりに小反発。主要指標の上海総合指数が前日比0.70ポイント(0.02%)高の3942.09ポイントで引けた。
景気対策への期待が相場を支えた一方、上昇基調にあった大手銀行への利益確定売りが上値を抑えた。保険や金鉱が買われたほか、不動産や電子部品などには売りが出て、業種間で売買が交錯した。内需拡大戦略の実施や不動産支援策への期待が続く一方、米イランの攻撃応酬を背景とした原油高が重しとなった。指数は0.01%高にとどまり、政策材料が支えとなる中でも大幅な上昇には至らず、上値の重さが意識される展開が続いた。
セクター別では、海運・空港関連が高い。大衆交通集団(600611/SH)10.0%高、中遠海運能源運輸(600026/SH)8.8%高、招商局能源運輸(601872/SH)8.4%高、錦江在線(600650/SH)5.0%高、中遠海運特種運輸(600428/SH)4.3%高、寧波海運(600798/SH)と長江投資(600119/SH)が1.8%高、広州白雲エアポート(600004/SH)1.6%高となった。
また、非鉄金属の上昇も目立った。金瑞鉱業(600714/SH)が8.4%高、中金ゴールド(600489/SH)が4.0%高、中孚実業(600595/SH)が3.5%高、東陽光科技(600673/SH)が3.4%高、中国アルミ(601600/SH)2.2%高が、雲南貴金属(600459/SH)1.8%高が、盛屯砿業(600711/SH)1.7%高となった。ほかに、保険・証券もしっかり。太平洋保険(601601/SH)が3.7%高、中国人寿保険(601628/SH)が2.9%高、平安保険(601318/SH)が2.4%高、新華人寿保険(601336/SH)が2.3%高、華泰証券(601688/SH)が1.5%高、中信証券(600030/SH)が1.4%高、招商証券(600999/SH)が1.2%高、国金証券(600109/SH)が1.1%高で引けた。
半面、銀行の下落が目立ち、中国農業銀行(601288/SH)が2.4%安、中国銀行(601988/SH)が2.1%安、中国建設銀行(601939/SH)が1.7%安となった。交通銀行(601328/SH)と中国工商銀行(601398/SH)はともに1.5%安、中信銀行(601998/SH)は0.9%安、上海愛建(600643/SH)は0.7%安、建元信託(600816/SH)は0.4%安だった。大手銀行には利益確定売りが出た。
また、不動産セクターもさえない。珠江股フン(600684/SH)6.4%安、済高発展(600807/SH)3.6%安、京能置業(600791/SH)2.7%安、キン源智造(600615/SH)2.3%安、西蔵城市発展(600773/SH)2.2%安となった。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.84ポイント(0.98%)高の294.01ポイント、深センB株指数が4.02ポイント(0.35%)高の1160.91ポイントで終了した。
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