25日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円77銭から156円94銭まで下落し、157円27銭で引けた。片山財務相がベッセント米財務長官と電話会談を行い、「円の過小評価は問題との認識を確認」との報道で、当局の円安是正介入を警戒し、円の買戻しが優勢となった。また、米イランがホルムズ海峡再開に向けた協議が進展との思惑で原油安を受けた長期金利の低下に伴いドル売りが優勢となった。
本日9月28日の米ドル・円は戻りの鈍い展開か。先週末に日米双方から円安是正圧力が示されたことで、米国側も円安を問題視しているとの認識が広がり、政府・日銀による為替介入への警戒感は一段と高まっている。ベッセント米財務長官が「強い円が望ましいとの認識について片山財務相と協議した」と明らかにしたことも重しとなりやすい。一方、米10年債利回りが約19年3カ月ぶりの高水準を付けるなど日米金利差を意識したドル買いも根強く、156円台では押し目買いが入りやすい。当面は金利差要因によるドル高・円安圧力と、当局による円安阻止警戒との綱引きが続きそうだ。
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