■NY株式:米国株式市場は続伸、原油安や長期金利の低下を好感
米国株式市場は続伸。ダウ平均は253.38ドル高の51521.28ドル、ナスダックは122.48ポイント高の27599.79で取引を終了した。
原油安で安心感が広がり、寄り付き後、上昇。長期金利の低下や人工知能(AI)需要期待が特にハイテクを押し上げ、相場は続伸した。終日堅調に推移し、ナスダックは連日で過去最高値を更新し、終了。セクター別では、公益事業、小売が上昇した一方、ヘルスケア機器・サービスが下落した。
オンライン小売のアマゾン・ドット・コム(AMZN)は有料会員対象のセール、プライムデー開始で売上増期待に上昇。半導体メーカーのマーベル・テクノロジー(MRVL)は投資家デーで、2028年通期収益目標を引き上げ、上昇。同業のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は最高経営責任者(CEO)が今後数年間の半導体需要が非常に強いと楽観的見解を示したほか、アナリストによる目標株価引き上げで、上昇。原子力発電事業を手掛けるコンスレテレーション・エナジー(CEG)は検索会社のグーグル運営のアルファベット(GOOG)と20年間原子力発電を供給する契約を締結し、上昇した。アルファベット(GOOG)も上昇。
ソフトウエア会社のゼットスケーラー(ZS)はITサービスのインターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)、レッドハット(RHT)と提携し、プライベートアプリ用サイバーセキュリティー開発が伝えられたほか、第1四半期見通し維持を発表し、上昇。
ビール、ワインなど製造・販売のコンステレーション・ブランズ(STZ)は取引終了後に第2四半期決算を発表した。調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、「SpikedAde」ブランド買収を発表し、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米8月貿易赤字が予想以上に拡大
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円22銭まで上昇後、157円92銭まで反落し、158円15銭で引けた。
ベッセント米財務長官の発言に加え、米8月貿易赤字が予想以上に拡大し、7-9月期国内総生産(GDP)の成長を抑制するとの見方に長期金利が低下し、ドル売りが優勢となった。同時に、植田総裁や佐藤委員の発言を受けて日銀の積極的な利上げ観測が後退し、円は軟調に推移。
ユーロ・ドルは1.1277ドルまで上昇後、1.1244ドルまで反落し、1.1260ドルで引けた。
仏債券相場の回復で、金利の上昇も一段落したため安心感にユーロが買い戻された。
ユーロ・円は178円34銭まで上昇後、177円73銭まで反落。
ポンド・ドルは1.3261ドルから1.3286ドルまで上昇した。
良好な指標やマン英中銀金融政策委員会(MPC)委員のタカ派発言でポンド買いが優勢となった。
ドル・スイスは0.8300フランから0.8326フランまで上昇した。
■NY原油:小幅反発、ホルムズ海峡での船舶攻撃強化報道で下げ止まる
10月6日のNY原油先物11月限は小幅反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比+0.41ドル(+0.46%)の89.84ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは86.88-90.04ドル。目先の供給懸念後退から時間外で86.88ドルまで下落したものの、イランがホルムズ海峡での船舶攻撃を強化しているとの報道やロシア・ウクライナ情勢の深刻化が意識されて下げ止まり、買い戻しが入った。通常取引終了後の時間外取引では主に89ドル台後半を挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 54.09ドル +0.09ドル(+0.16%)
モルガン・スタンレー(MS) 191.02ドル +0.83ドル(+0.43%)
ゴールドマン・サックス(GS)897.18ドル +3.72ドル(+0.41%)
インテル(INTC) 112.50ドル -3.69ドル(-3.17%)
アップル(AAPL) 333.63ドル +0.74ドル(+0.22%)
アルファベット(GOOG) 344.59ドル +0.76ドル(+0.22%)
メタ(META) 738.88ドル -3.02ドル(-0.40%)
キャタピラー(CAT) 863.44ドル +15.30ドル(+1.80%)
アルコア(AA) 43.17ドル -0.32ドル(-0.73%)
ウォルマート(WMT) 107.20ドル +2.13ドル(+2.02%)
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む