クオールホールディングス<3034>は11月5日、2027年3月期第2四半期(中間期)(2026年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.5%増の1,458.08億円、営業利益が同44.4%増の103.69億円、経常利益が同42.7%増の103.53億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同31.8%増の46.75億円と大幅増益を達成した。EBITDAも同30.4%増の155.44億円となった。
増益を牽引したのは製薬事業で、売上高が同2.9%増の498.67億円、営業利益が同91.7%増の77.50億円と大きく伸長した。第一三共エスファにおいて前期に発売した2成分5品目、当中間期に発売した2成分3品目が大きく寄与したほか、既存品の原価低減により利益率が上昇した。11月にはサムチュンダン製薬と眼科用VEGF阻害剤のバイオシミラーに関する日本での独占販売・供給契約を締結し、新規投資領域で初の製品を獲得している。
BPO事業は売上高が同7.5%増の75.82億円、営業利益が同13.7%増の11.39億円となった。CSO事業における派遣MR数の増加、産業医・産業保健師に関する受託事業の拡大、出版関連事業における資材制作事業の好調が寄与した。薬局事業は、処方箋単価の上昇や介護保険売上の増加により売上高が同1.9%増の883.57億円となった一方、処方期間の長期化や自然災害等による受付回数の減少、人件費の増加により営業利益は同10.9%減の36.09億円となった。当中間期末の店舗数は955店舗。
2027年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比8.3%増の3,150.00億円、営業利益が同11.4%増の165.00億円、経常利益が同10.9%増の165.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.3%増の78.00億円とする期初計画を据え置いた。併せて配当予想を上方修正し、中間配当を32.00円、年間配当を64.00円(前期は50.00円)とする増配を発表した。
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