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処刑か?暗殺か?韓国・朴槿恵大統領の「悲劇的最期」が近づいている=黄文雄

無風な日韓併合時代、その後に起きた自民族虐殺事件

日韓合邦の時代は、こうした朋党の争いは少なくなり、差別制度も撤廃されて朝鮮半島が近代化しましたが、日本が戦争に敗れて朝鮮半島から撤退すると、再び朋党の争いが始まります。
上海に亡命していた大韓民国臨時政府のメンバーらは朝鮮半島に戻り、新たな国造りを行いましたが、たちまち内紛が勃発し、金九や呂運亨といった主要メンバーはいずれも暗殺されています。そして同じ民族同士が殺し合う朝鮮戦争が勃発、38度線を境に国が分裂して現在に至ります。

韓国では済州島四・三事件(1948~1954年)、保導連盟事件(1950年)、光州事件(1980年)など、政府による自民族虐殺事件が度々起きています。とくに済州島四・三事件は、島民の20%にあたる6万人が虐殺されたと言われています。

こうした民族虐殺から逃れるために日本へ密航し、そのまま在日コリアンとなった韓国人も多いと言われています。

加えて韓国人には事大大国に仕えるの気風が色濃く残っています。李氏朝鮮時代には、立太子までも宗主国である清に決めて貰わなくてはなりませんでした。朝鮮という国号も、清に決めてもらったくらいです。大国による指導や監督がないと国家運営がうまくできないというのが、朝鮮半島の特性なのかもしれません。北朝鮮にしても側近の粛清が相次いでいます。

そして儒教の悪影響も大きいでしょう。中国もそうですが、儒教は血統が重視されます。その表れとして中国の家族主義が有名ですが、韓国では中国以上に、それが純化されています。両班(貴族階級)はその最たるものです。そしてそうした意識は現在も色濃く残っています。財閥の一族主義は、不正蓄財や腐敗の温床とともに骨肉の争いの原因ともなっています。ロッテやサムスンがいい例です。

一族主義であるがゆえに、他の一族は必然的に敵ということになり、攻撃対象となります。そのために人間不信が高まり、朝鮮半島では朋党の争いが絶えなかったわけです。朴槿恵大統領も人間不信の塊で、側近すら近づけない「不通」状態であったと言われていますが、そもそも韓国の大統領は部下をそれほど信頼していないのです。

李承晩大統領は、朝鮮戦争で北朝鮮が攻めてきたときに、国民をそっちのけにして真っ先に逃げました。しかも、敵が追いつけないように橋を爆破したため、多くの避難民が犠牲となっています。

Next: 誰も信じられないがゆえに、誰からも信頼されないという悪循環

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