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「日経17500円、ダウ15850ドルが下値メド」ペンタゴンチャート分析=川口一晃

次の注目日は9月22日前後か。NYダウペンタゴンチャート分析

ニューヨーク・ダウペンタゴンチャート

ニューヨーク・ダウペンタゴンチャート

先週のレポートでは、B点に注目した。B点が位置するペンタゴンの中心点の上方を通過するのか、それとも下方を通過するのかがポイントになったからだ。また、17,000ドルを終値で超えられない限り軟調な展開が続く、とも記した。

実際には、B点が位置する時間帯の上方を通過し、底堅い動きを見せている。次の注目日は9月22日前後である。

A点水準:約16,750ドル  B点水準:約16,100ドル  C点水準:約16,400ドル D点水準:約16,200ドル

今週のポイントは下げ止まりから落ち着いた動きになるのかということである。

あくまでも個人的見解

AEラインに注目したい。上値抵抗線AEラインを超えて真上のペンタゴンに戻ることが出来るのか否かがポイントになる。少なくとも赤丸水準を超えていくことが出来ない限り下落エネルギーの効いた相場となる。したがって、下げ止まるのであれば、その手前に位置するAEラインは超えて行かないとならない。

値動きのポイント

現在の下落エネルギーが続く限り、基本的には軟調な展開が続くことが考えられる。その価格のポイントは以下の通りである。赤丸水準(約17,000ドル)を終値で超えることが出来るのか否か。

現在のシナリオ

直近の上値を見るとACDラインに沿って推移している。すなわちCDラインに沿って推移する可能性がある。

また、直近の上ヒゲの長いローソク足を示現後、陽線が出ているがヒゲの高値を越えることが出来ないでいる。よって、上値の重たい展開が続くことが考えられる。下値のメドは青線表示の15,850ドル前後。

第2シナリオ

B点の上方を通過している。徐々に下値を切り上げて推移をしている。終値がACDラインを超えたことで、CEラインが下値支持線になることも期待できる。よって、下げ止まりから堅調な展開になっていく可能性もある。上値のメドは赤線水準の17,100ドル前後。

なお、MACDは緩やかながらも上昇トレンドを示している。スローストキャスティックスの数値は30%台で横這いとなっている。

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☆ペンタゴンチャート分析<株式編>』(2015年9月13日号)より一部抜粋
※太字はマネーボイス編集部による

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