都心から1駅、ほぼ土地値で見た目もキレイな利回り10%の超優良アパートを発見。でも、そこには致命的な欠点が1つだけありました。レオパレスであるために、金融機関の融資が出ません。(『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』姫野秀喜)
姫屋不動産コンサルティング(株)代表。1978年生まれ、福岡市出身。九州大学経済学部卒。アクセンチュア(株)で売上3,000億円超え企業の会計・経営計画策定などコンサルティングに従事。合間の不動産投資で資産1億円を達成し独立。年間100件以上行う現地調査の情報と高い問題解決力で、顧客ごとに戦略策定から実行までを一貫してサポートしている。
都心から1駅、利回り10%のアパート
先日、都心から1駅のところに、ほぼ土地値の小ぶりなアパートが出ました。
利回りも約10%となかなか。何よりエリアも良く、角地で将来は戸建用地にしても十分にペイする土地です。
めっちゃ気になったので、半日かけて見に行ってきました。
私の事務所は秋葉原にあり、東京の東側です。西側に行くには都心のど真ん中を抜けていく必要があり、渋滞の道路をゆっくりと時間をかけて進みました。
事務所を出た時間が遅かったこともアリ、物件に着くころには太陽が傾くくらい。なんとか日の入りに間に合い、外観を見ることができました。
外観はおしゃれなタイル張りで、塗装部分もつやつやときれいです。屋根は見えませんが、修繕予定とのことで、引き渡しまでにはきれいになりそうです。
なにより、この物件は都心まで最寄駅から1駅にも関わらず、利回り約10%で、ほとんど土地値という好条件です。
弊社のお客さんもその価値を十分に理解しており、速攻で満額買付を入れました。
お客さんは、融資付も問題ない取引実績のある投資家さんなので、何の迷いもなく即断即決でした(物件を見る目に自信のない人は、絶対にマネしてはいけません)。
ということで、無事に1番手となることができました。
「この物件は、レオパレスです」
あとは融資付ということで、取引のある金融機関に連絡して、評価してもらうことになりました。
で、その後、弊社のスタッフがその物件の資料を詳細に確認していると、致命的な情報を見つけてしまいました。
「この物件は、レオパレスです。」
報告を受け私も確認したところ、確かに、レオパレスでした。
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