JRC<6224>
最後に、株主還元についてご説明いたします。
当社は、継続的かつ安定的な配当を基本方針としており、連結配当性向30%程度を目安に還元を行っております。
2026年2月期につきましては、期初予想から段階的に増配を実施し、最終的には当初予想より6円増配となる年間配当金33円を予定しております。
2027年2月期につきましては、普通配当30円に加え、創業65周年記念配当4円を実施予定としており、年間配当金は34円と、増配継続を見込んでおります。
今後も、業績の成長に応じて、安定性と成長性のバランスを重視しながら、株主還元の充実を図ってまいります。
ご説明は以上となります。今後とも当社グループの成長にご期待いただくとともに、
引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。ご清聴ありがとうございました。
■質疑応答
2026年2月期 第2四半期決算説明会で頂いたご質問と回答
Q 中期経営計画の進捗と、想定比での上振れ・課題は?
A コンベヤ、環境エネルギー(旧:環境プラント)、ロボットSIの各事業とも、概ね計画通り順調に進捗しております。
特に、高橋汽罐工業の環境エネルギーカンパニーへの統合により、同カンパニーの成長は想定以上に加速していく認識です。
一方、コンベヤカンパニーの海外展開(ベトナム製造拠点の新設)については、設備納品のリードタイム等の影響により、当初計画に対してやや遅れが見られており、今後の加速が課題と認識しております。
Q ベトナム新工場の立ち上げ進捗と業績寄与のタイミングは?
A 現在、本格稼働に向けた準備を進めており、自社の自動生産設備の搬入を経て、今期中の量産・出荷開始を見込んでおります。
業績面では、初期は設備投資や立ち上げ費用が先行しますが、現地生産によるコスト競争力の向上を背景にASEAN市場での拡販を進め、約3年後の黒字化を目指しております。
Q 環境エネルギーカンパニー強化の背景と投資の方向性は?
A 高橋汽罐工業の持つ高度なメンテナンス力・現場施工力と、JRC C&Mの設計・製造機能を統合することで、一気通貫のエンジニアリング体制を構築することが狙いです。これにより、既存顧客への付加価値提供に加え、新規領域への展開を図り、案件の大型化と収益性向上を実現してまいります。
Q 売上成長に対し営業利益が横ばいに見える背景は?
A 前期は、高橋汽罐工業の決算期変更により14か月分の利益が計上されており、一時的な押し上げ要因がありました。この影響を除いた実力ベースでは今期は増益を見込んでおります。また今期は、人的投資やベトナム工場立ち上げなどの先行投資を積極的に実施するため、利益成長を抑えつつ将来成長の基盤構築を優先しております。
Q イラン情勢による原材料価格上昇の影響は業績に織り込んでいるか?
A 一部塗料や梱包資材などで価格上昇は見られるものの、主要原材料への影響は限定的であり、業績への大きな影響は現在のところ見込んでおりません。
Q 今期のM&Aの見通しは?
A 事業承継ニーズの高まりを背景に、案件の流入は増加しております。個別案件への言及は控えますが、各カンパニーの成長戦略に合致し、企業価値向上に資する案件については、今期も年間数件の実行を視野に積極的に検討してまいります。
Q 中計最終年度(2028年2月期)に向けた営業利益成長のドライバーは?
A 主なドライバーは以下の通りです。
・環境エネルギーカンパニーにおける統合シナジーの顕在化
・ロボットSIカンパニーの高成長継続
これらにより、営業利益の段階的な成長を見込んでおります。
Q 海外事業の現状と今後の見通しは?
A ASEAN市場を中心に引き合いは増加しており、営業活動は順調に進展しております。
一方で、現状は日本規格製品での対応に限られているため、ベトナム工場での海外規格製品の生産体制構築が重要なポイントとなります。同工場の稼働により、需要の取り込みが一層加速する見通しです。
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