■NY株式::米国株式市場は続伸、ハイテクやイラン和平合意期待が支える
米国株式市場は続伸。ダウ平均は46.42ドル高の51078.88ドル、ナスダックは114.19ポイント高の27086.81で取引を終了した。
イランが交渉を停止するとの報道を受け原油価格が上昇し警戒感に、寄り付き後、下落。半導体エヌビディア(NVDA)などハイテクがけん引しナスダックは上昇に転じ、終日堅調に推移し過去最高値を更新した。中盤にかけ、トランプ大統領がイランとの交渉が速やかなペースで続いており、イスラエルとヒスボラが攻撃停止で合意したと発表すると、原油価格の反落に連れダウも買戻しが強まりプラス圏を回復し、終了。セクター別ではソフトウエア・サービス、半導体・同製造装置が上昇した一方で自動車・自動車部品が下落した。
カジノリゾート運営のMGMリゾーツ・インターナショナル(MGM)は著名投資家のバリー・ディラー氏が運営するピープル・インクが同社に対し買収案を提示したとの報道を好感し、上昇。同業のウィン・リゾーツ(WYNN)やラスベガス・サンズ(LVS)も連れ高となった。住宅建設会社のテイラー・モリソン・ホーム(TMHC)は保険のバークシャー・ハサウエイ(BRK/B)が同社買収で合意したとの報道で、上昇した。バークシャー・ハサウエイ(BRK/B)は下落。
半導体のエヌビディア(NVDA)は最も効率的とする新たな人工知能(AI)パソコン(PC)チップを発表、PC市場参入が好感され、上昇。提携するソフトウエア開発・販売会社マイクロソフト(MSFT)、PCメーカーのデル・テクノロジーズ(DELL)も上昇した。競合のインテル(INTC)やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は競争激化を警戒し、それぞれ売られた。企業向け情報技術(IT)管理ソフトウエアメーカーのサービスナウ(NOW)はAI需要増期待に上昇。
情報技術ソリューションを提供するヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は取引終了後に第2四半期決算を発表。一株当たり利益や通期見通しが予想を上回り、時間外取引で、買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:原油高で、長期金利が上昇。ドル買いが優勢
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は159円43銭から159円76銭まで上昇し、引けた。米5月ISM製造業景況指数が予想を上回り4年ぶり高水準となったほか、イランがレバノンでの地上戦拡大への抗議で、米との交渉を停止するとのイランの通信社報道を受けた原油高で、長期金利が上昇。ドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1650ドルから1.1607ドルまで下落し、引けた。ユーロ・円は185円79銭から185円39銭まで下落後、185円73銭へ戻した。米イラン交渉の行方を睨み、売り買いが交錯した。ポンド・ドルは1.3469ドルから1.3407ドルまで下落し、再び上昇した。
ドル・スイスは0.7837フランから0.7885フランまで上昇した。1日のNY原油先物は反発。米イラン交渉の停止でホルムズ海峡封鎖の長期化による供給ひっ迫懸念に買われた。
■NY原油:反発、停戦延長合意後の売り一巡で買い戻し優勢
6月1日のNY原油先物7月限は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+2.90ドル(+3.24%)の92.34ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは89.17-94.74ドル。前週末に急落した反動から買い戻しが優勢となり、米国市場にかけて94.74ドルまで値上がり。通常取引終了後の時間外取引では主に92ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 51.51ドル -0.09ドル(-0.17%)
モルガン・スタンレー(MS) 211.01ドル +3.01ドル(+1.44%)
ゴールドマン・サックス(GS)1048.58ドル +23.02ドル(+2.24%)
インテル(INTC) 109.33ドル -5.35ドル(-4.66%)
アップル(AAPL) 306.31ドル -5.75ドル(-1.84%)
アルファベット(GOOG) 372.58ドル -3.85ドル(-1.02%)
メタ(META) 600.47ドル -32.04ドル(-5.06%)
キャタピラー(CAT) 865.36ドル -10.51ドル(-1.19%)
アルコア(AA) 77.76ドル +0.12ドル(+0.15%)
ウォルマート(WMT) 114.60ドル -1.15ドル(-0.99%)
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