6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■TOPIX型へのリバランスの動きを見極める
■アスクル、26/5営業損失 赤字転換▲174億円、27/5予想 黒字転換70億円
■コニカミノルタ<4902>光学部品生産5.6倍、半導体検査装置向け
■TOPIX型へのリバランスの動きを見極める
6日の日本株市場は、半導体やAI関連株から景気敏感株などへの資金シフトを見極めながらの相場展開になりそうだ。3日の米国市場は独立記念日の振替休日で休場だった。欧州市場は総じて堅調であり、独DAX指数は最高値を更新。日経225先物はナイトセッションでこう着感の強い値動きが続き、日中比360円安の69680円。円相場は1ドル=161円40銭台で推移。
日経225先物はナイトセッションで下げているが、日中に1180円高で7万円台を回復していたこともあり、反動安の範囲内とみられる。本日の海外勢のフローは限られそうだが、キオクシアHD<285A>など指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の動向次第になりそうだ。前週末のキオクシアHDは朝方に67190円(-9070円)まで売られた後の切り返しにより、83300円(+7040円)で終えていた。25日線(86444円)に接近しており、同線を捉えてくるようだと、再び半導体やAI関連株への資金シフトが見込まれる。
一方で、半導体やAI関連株への利益確定の流れが継続するようだと、景気敏感株などへの見直しの動きが意識されやすいだろう。最近では日経平均株価は弱含みながらも、東証プライムの過半数の銘柄が上昇する動きが目立っていた。景気敏感株などへの資金シフトが強まるのか、若しくはハイテク株へ回帰するのかを見極めることになりそうだ。7日には韓国サムスン電子が暫定決算を発表するため、これを確認したいところ。
なお、原油先物相場は1バレル=70ドル台を下回って推移している。また、日本企業がイラン政府に対し、イラン産原油の購入再開に向けた協議を始めたと報じられている。実現すればエネルギー価格高騰による影響を受けていた企業には買い戻しの動き入りやすくなりそうだ。祝日明け後の米国市場の動向を見極めたいとの手控えもありそうだが、ナスダック100先物は強含みで推移していたことで、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
■アスクル、26/5営業損失 赤字転換▲174億円、27/5予想 黒字転換70億円
アスクル<2678>が発表した2026年5月期の連結業績は、売上高が前期比16.8%減の4001億9900万円、営業損益は174億4500万円の赤字(前の期は140億400万円の黒字)だった。10月に発生したランサムウェア攻撃により、物流システム等が被害を受けシステム障害が発生した影響。2027年5月期の連結業績は、売上高が前期比22.4%増の4900億円、営業損益は70億円の黒字転換を計画。
■前場の注目材料
強気材料
・日経平均株価は上昇(69744.07、+1010.92)
・ロンドンFTSE100指数は上昇(10679.03、+26.16)
・ドイツDAX指数は上昇(25779.31、+198.43)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・コニカミノルタ<4902>光学部品生産5.6倍、半導体検査装置向け
・キオクシアHD<285A>「第10世代」NAND型サンプル出荷
・シャープ<6753>新事業構想、30年度売上高目標の8割強AIサーバーに
・日本トムソン<6480>リニアテーブルの新製品、速度1.5倍・推力9倍超
・ブルーイノベーション<5597>熊田貴之社長「東南ア事業拡大」
・ニチコン<6996>アルミ電解コンデンサーを増産、AI向け長L形・ハイブリッド型
・NEC<6701>インド-東南ア光海底ケーブル、4社連合に供給
・KDDI<9433>東南アでAIドローン検証、インフラ点検など
・リコー<7752>リコージャパン社長・笠井徹氏、IT契約、30年度2倍
・日立<6501>米国子会社のグローバルロジック、独重工とAIで提携
・日本触媒<4114>液晶用光学フィルム向け、アクリル樹脂倍増
・旭化成<3407>台湾でスリット加工増強、半導体製造向けフィルムレジスト
・阪和興業<8078>米鉄鋼構造物製造を買収、今期めど
・H.U.GHD<4544>富士レビオ、血液検査試薬の生産10倍、認知症診断支援
・くら寿司<2695>JR西・JR九州などと、鹿児島の鮮魚を即日大阪に、新幹線輸送
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
10:10 国債買い入れオペ(残存1年以下、残存5-10年、残存10-25年)(日本銀行) 予想d
<海外>
・特になし
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