22日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。中東情勢の先行き不透明感を背景とした原油高と米金融引き締めを意識した金利高で、ドル買い継続。ただ、約40年ぶりの163円台に浮上し、為替介入の緊張で上値は重いだろう。
米国とイランによる攻撃の応酬は収束せず、前日は原油供給の不安定化をにらみNY原油先物(WTI)は1バレル=85ドルを目指す展開となった。また、インフレ圧力の高まりで米長期金利は上昇基調に振れ、ドル買い先行。ユーロ・ドルは1.1410ドル台から1.1390ドル台に軟化、ドル・円は7月1日に付けた162円84銭を上抜け163円台に浮上。本日アジア市場では日本の為替介入への警戒感から、ドル・円は163円前半でのもみ合いとなった。
この後の海外市場は原油相場と米長期金利が手がかり。ホルムズ海峡の航行不安が続けば、原油の高止まりでドル買い先行。また、連邦準備制度理事会(FRB)の早期引き締めに思惑が広がり金利高が続けばドル買いを支援しそうだ。ただ、ドル・円は1986年12月以来約40年ぶりの高値水準に切り上がり、日本の為替介入実施に緊張感が高まっている。実弾投入の場合に円は需給面から急激な上昇に振れるとの見方から一段のドル買い・円売りに慎重で、ドルは上値の重さが目立つだろう。
【今日の欧米市場の予定】
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