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先週の為替市場は、「トランプ関税ショック」を背景に窓開け(ギャップ)スタートが連続して観測されています。今週のドル円も例外ではなく、週初に上方向への窓開けでスタートしました。この動きの背景には、米中間の通商問題に対する緩和報道があったと考えられます。
一方で、インドが米国への報復関税を発表するなど、通商を巡る緊張は続いています。また、日本の自動車産業への関税影響に関する数値的な報道もあり、相場の不確実性を高めています。初動のインパクトはやや限定的となったものの「材料相場」が続いており、警戒感は怠れません。
ドル円1時間足チャート
米ドル/円は週初にかけて上昇し、148.650円付近まで円安・ドル高が進行。しかしながら、その後は反落に転じ、週末には一時145円を割り込む場面もあり、結果的には前週の水準まで戻される展開となりました。
米CPI・PPIの推移と市場への影響
注目されていた米国のインフレ指標「消費者物価指数(CPI)」は、1月に3.0%、2月2.8%、3月2.4%、そして最新の4月では2.3%と、3か月連続で市場予想を下回りました。インフレ鈍化が鮮明となり、米国経済の安定感が意識されています。同様に「生産者物価指数(PPI)」でも落ち着いた数値が確認されています。
通貨強弱チャートに見る短期動向
通貨の強弱推移を確認すると、米ドルと日本円の動きが交錯し、不安定な値動きが続いています。長期的には円高・ドル安の流れが意識されるものの、現時点ではレンジ相場を抜ける決定的な要素は見えていません。「ドル売りが進行するかどうか」これが今後のトレンド形成に影響を与えるポイントとなるでしょう。
米国債動向と信用リスクの影響
米国長期金利は緩やかに上昇傾向を示していますが、今後さらなる上昇には慎重な見方も根強い状況です。ムーディーズによる米国債の格下げ報道がなされた一方、「安定的」という見解も併記されており、金融市場への影響は今後の経済指標や関税政策次第といえます。
5月第4週(5月19日以降)の注目イベント
以下の日程で、主要な経済指標の発表や政策判断が予定されています。為替市場への影響も想定されるため、スケジュール管理が重要です。
■5月20日(月)
13:30~ 豪準備銀行(RBA)政策金利および声明発表
■5月21日(火)
15:00~ 英国消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)、小売物価指数(RPI)
■5月22日(水)
16:15~ フランスPMI速報値
16:30~ ドイツPMI速報値
17:00~ ユーロ圏PMI速報値
17:30~ 英国PMI速報値
21:30~ 米国新規失業保険申請件数
22:45~ 米国PMI速報値
23:00~ 米国中古住宅販売件数
■5月23日(木)
8:30~ 日本CPI(消費者物価指数)
23:00~ 米国新築住宅販売件数
市場は依然として不安定な材料に反応しやすい環境にあります。経済指標や地政学的リスクを常に意識しておきましょう。
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