8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■セキュリティ関連などの材料株への物色に
■ABCマート、27/2上方修正 営業利益672億円←656億円
■LIXIL<5938>清水建設などと、富山でアルミ建材循環 仕組み、各地域に展開
■セキュリティ関連などの材料株への物色に
8日の日本株市場は、米株安の流れから売り優勢の展開が見込まれるなか、売り一巡後の底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。7日の米国市場はNYダウが341ドル安、ナスダックは61ポイント安だった。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが一時24年ぶりの高水準をつけたことが重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比510円安の69850円。円相場は1ドル=157円90銭台で推移。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、売りが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで日中比80円安の70280円で始まり、一時69210円まで下落幅を広げる場面もみられ、日中比570円安の69790円で終えている。足もとで支持線として機能していた上向きで推移するボリンジャーバンドの+2σを割り込んでおり、短期的には売り仕掛け的な動きが入りやすいとみられる。
昨日はアドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>、キオクシアHD<285A>など指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株の一角が軟調だったことが日経平均株価の重荷になっていた。7日の米国市場では前日に最高値を更新していたナスダック指数は6日ぶりに反落し、フィラデルフィア半導体(SOX)指数も5日ぶりに下落していることで、半導体やAI関連株へは利益確定の売りが入りやすいだろう。まずは売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうだ。
ただ、9月半ば以降の強いリバウンド基調が続くなかで、短期的な過熱感は警戒されていた。そのため、目先的な調整においては押し目待ち狙いの買いが意識されやすいところである。そのため、ハイテク株が上げ一服をみせてくるようだと、相対的に出遅れている内需系の銘柄への物色に向かわせやすいほか、個人主体の資金は強い値動きを続けている中小型株の一角に集中してくる展開も意識される。相次ぐ情報漏洩を背景にセキュリティ関連の材料株への物色に向かわせよう。
■ABCマート、27/2上方修正 営業利益672億円←656億円
ABCマート<2670>は2027年2月期業績予想の修正を発表。営業利益を656億円から672億円に上方修正した。上半期の期初計画の上振れ分を上方修正し、連結売上高は当初予想より22億円の増収、営業利益は16億円の増益とした。下半期の予想は、期初に定めた計画どおりに進めることとした。
■前場の注目材料
強気材料
・TOPIXの定期銘柄入れ替えや浮動株比率変更に伴うリバランス需要
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・LIXIL<5938>清水建設などと、富山でアルミ建材循環 仕組み、各地域に展開
・NTT<9432>NTTドコモビジネス、日本IBMと、AIガバナンスで協業
・ヤマハ発<7272>米ディアと協業 オフロード専用4輪車調達
・ブラザー工業<6448>ベトナムに営業拠点新設 東南ア開拓加速
・安川電機<6506>リーチ3050mm・高い操作性 7軸塗装ロボ投入
・椿本チエイン<6371>複数AGV連携搬送 狭い通路も容易
・マツダ<7261>藻類バイオ燃料製造へ 出光興産と検討
・日産自<7201>米アプライドのOS採用 ホンダとソフト共通化
・パナソニックHD<6752>東南アで洗濯機増産 ドラム式拡販、市場深耕
・トレンドマイクロ<4704>脆弱性を自動的に識別・修正
・デンカ<4061>エボラ速診キット提供 コンゴに3万テスト
・日本農薬<4997>新規作用の殺虫剤拡大 インド投入
・熊谷組<1861>三井不などと、地中型DC開発 神戸の既存トンネル活用
・ワコールHD<3591>次世代商品 米に開発拠点
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 国際収支(経常収支)(8月) 予想3兆1946億円 前回2兆9889億円
・地域経済報告(さくらリポート)(10月、日本銀行)
<海外>
・特になし
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