13日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米インフレ指標は加速が予想され、米金利高をにらんだドル買いに振れやすい。一方、フランスの財政不安でクロス円が軟調地合いとなれば、引き続きクロス円が重石となりそうだ。
前日は米債券市場の休場で手掛かりが乏しいなか、親イラン武装勢力のフーシ派によるサウジアラビアへの攻撃で原油高が材料視された。NY原油先物(WTI)は1バレル=94ドル台に再浮上し、インフレ圧力を意識したドル買いが先行。ユーロ・ドルはフランス財政懸念によるユーロ売りも強まり1.1150ドル台に軟化し、ドル・円は158円70銭台まで上値を伸ばした。ただ、本日アジア市場でドル売りに振れ、ドル・円は158円前半に失速した。
この後の海外市場で重要イベントは予定されておらず、金融政策に対する思惑が広がりやすい。直近のミシガン大学消費者信頼感指数でインフレ予測は前回を上回り、明日発表の消費者物価指数(CPI)は総合、コア指数を含め前年比で加速が予想されている。目先は連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的な政策が見込まれ、金利高が続けばドル買い先行の見通し。ただ、フランス問題の行方が懸念され、クロス円が弱含めばドル・円の圧迫要因に。日米協調介入への警戒感も下押し圧力となる。
【今日の欧米市場の予定】
・23:00 米・中古住宅販売件数(9月) 予想-0.8% 前回-2.0%
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