日経新聞2/9朝刊7面にて、ツーシグマが日本に進出すると報じられています。
ツーシグマは、2017/9/29付レポートでも取り上げていますが、AI技術を運用に取り入れることにいち早く成功し、急成長を遂げている米大手のヘッジファンドです。
運用資産額は2011年の約50億ドルから2014年7月には約200億ドルを超え、現在の運用資産総額は約520億ドルにのぼっています(米国証券取引委員会HPより)。
同記事によると、創業者のデービッド・シーゲルは「日本市場は非常に重要な場所だ」と語っており、日系金融機関との提携も視野に入れているそうで、もし提携すれば投資信託などを通じて日本の個人投資家がアプローチできる可能性もあるようです。
過去レポートでも度々言及していますが、まだ日本は本格的なAI運用ファンドを個人投資家が気軽に買える環境にはありませんので、もし実現した際のインパクトは大きいと思います。今後の動向に注目です。
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