【動画あり】4Kドローンが氷河の作り上げた「自然の芸術」を空撮

2015.11.05
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by kousei_saho
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前回、入山規制中の火山を含む福島県の吾妻連峰の壮大な空撮映像を届けてくれた4Kドローンくんがまたまた素晴らしい景色を捉えました。今回飛んだのは木曽駒ケ岳・千畳敷カール上空。氷河が作った自然の芸術、目を奪われます。

木曽駒ケ岳 千畳敷カールを4K空撮!

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紅葉の中央アルプス、木曽駒ケ岳・千畳敷カールを4Kドローンで空撮するために訪れました。まずは、朝日に輝く、迫力のある千畳敷カールの映像を御覧ください。

映像を見ていただくとわかる通り、千畳敷カールは山の斜面をまるでスプーンで半円形に削ったような形状をしています。これは氷河地形(圏谷)とも呼ばれ、高い山脈の山肌が氷河によって削られたためできる地形で、そのダイナミックで美しい形状はまさに自然の芸術です。代表的なものに、立山連峰の山崎カールや北アルプス穂高岳の涸沢カールなどがあります。

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木曽駒ケ岳、千畳敷カールへは、バスと「駒ヶ岳ロープウェイ」を乗り継いていきます。中央アルプスの自然を守るためのマイカー規制で、年間を通して自家用車では近くまで行くことはできません。バスは約40分ほどの道のりです。季節ごと表情を変える千畳敷カールは年間を通して人気がありますが、特に秋の紅葉シーズンにはたくさんの観光客で溢れます。早朝からバス乗り場に200名を越す登山客が列をなすこともあるそうです。

駒ケ岳ロープウェイは標高1,662mの「しびら平駅」から標高2,612mの「千畳敷駅」までをつないでいます。このロープウェイは、日本一の高低差(950m)を約8分間で進みます。なんと日本で初めての山岳ロープウェイだとか。ロープウェイの窓から見える景色も絶景です。

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到着した「千畳敷駅」には駅舎に隣接する形で「ホテル千畳敷」があります。こちらは日本で最も高い場所にあるホテルだそうです。「千畳敷駅」に到着するとすぐ、朝日を浴びて輝く千畳敷カールを見ることができます。

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千畳敷カールを仰ぎながら歩く遊歩道はまるく湿地帯を囲んだコースで、40~50分で1周できます。この遊歩道は高低差も無く、本格的な登山の装備を持たない人や、お子さん、お年寄りでも問題ありません。千畳敷カールを背にして仰ぐ山々も雲の上の絶景です。天候が良ければなんと雲海の彼方に富士山も見えます。

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カールの上に登ってみたいという方は崖の直下から上に向かう登山道を進みます。ここから先は登山の装備が必須とのことで「危険」と立て看板で警告も。カールの上までにかかった時間は1時間程度でしたが傾斜は厳しく足元も脆い箇所がありますので注意が必要です。

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カールを登りきると乗越浄土という開けた場所に出ます。

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左手を見上げると、そこからさらにそびえるのが宝剣岳です。千畳敷カールを見上げた時に見える大きな岩峰です。こちらはかなり険しい岩場で、両手が空いていないと登れないレベル。宝剣岳のてっぺんは約3m程の「山頂の岩」となっており、高所恐怖症の方にはなかり怖い場所ですが、強者どもがてっぺんを目指して多数登っています。

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そんな乗鞍浄土と宝剣岳も空撮しました。宝剣岳をよじのぼる登山客の姿も捉えることができました。駒ケ岳の尾根、中岳、雲海、そして宝剣岳の壮大なパノラマ、ぜひこちらの絶景もお楽しみください。

千畳敷カールは春夏秋冬、それぞれに楽しめるトレッキングコースです。今年の紅葉は終わってしまいましたが、冬には雪景色した千畳敷カールも素晴らしいようですよ。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。木曽駒ケ岳の情報はこちらも参考にしてください。

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取材・文/クレセントエルデザイン

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