お小遣いの新たなスタイル?試してみたい習い事ノート活用術

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小学生ともなると多くの子供が習い事をしていますが、しかしそこは気分屋の子供たち、モチベーションがなかなか上がらないなんて時もありますよね。親としてはなんとかしたいところですが…、無料メルマガ『子どもが育つ「父親術」』ではそんなお悩み解決に、ノートを使った意外な方法を勧めています。試してみる価値、ありそうです。

サッカーノート

小5の息子ですが、サッカースクールに通うようになってから、サッカーノートをつけるようになっています。息子自身のノートとしての利用に加えて、もうひとつの用途でもこのサッカーノートを活用しています。

スクールでは1回受講毎に1,000円の費用がかかることもあり、サッカーノートを利用して

・息子が、その日どのようなことを習ったか、どんな成果を得たかを記入
→それを見て私が、習得できたことを金額換算して評価

との確認作業を行っているのです。

例えば、

【息子】小さい振りで強く蹴るキックを習って、2回うまくできた

と書いてあれば、その横の余白に

【私】着実に、技術の幅を広げているのが分かります![+400]

と書きます。最後の[+400]は、400円分の習得と評価している意味。この確認作業に当たり

・習得できたことが1,000円分を下回る日が続くようなら、お金は出さなくなる可能性があること
・ノート記入がなければ、その日は習得ゼロと見なすこと

も併せて伝えています。

この仕組みを取り入れた目的は3つあります。

1つは、目的意識を持って練習に参加することの後押し。「1,000円分以上は、確実に身につけてこなくちゃ」というプレッシャーを使って、練習で「何かを掴んで帰る」ことを後押ししようとしています。

もう1つは、振り返り&記録作業の習慣化の後押し。練習後に

「どんな練習をしたか」
「その中でどんなチャレンジができたか」
「新しくできるようになったこと」

などを振り返り、紙に書くことを半強制的に行うことで、習慣化することを後押ししようとしています。

そして最後は、チャレンジ精神を引き出し、サポートすること。

「以前からできていることが、今日もうまくできた」

の評価を低く

「新しく習ったことを、すぐにやってみた」

の評価を高く

「習っていないけど、自分で考えてやってみた」

の評価をさらに高くすることで、チャレンジ意識を育むことも、意図して評価を決めています。今のところ、この方法は概ねうまく息子をサポートできているようです。

ですが最近、ちょっと事件もありました。ついに先日、ペナルティーが発生しました。事の経緯はこんな具合です。

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