【書評】コロンビア大学教諭が教える、仕事効率を上げる脳の使い方

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誰しも「効率的に仕事を進めたい」と思うもの。でも、具体的にはどうすれば? そんな疑問にお答えするべく、無料メルマガ『「欲しい人材がザクザク採れる!」採用成功術』では、時間を効率的に使いパフォーマンスを最大限に上げる方法が書かれた1冊の本を紹介しています。

「成功する人は、2時間しか働かない」で人材定着について考える

今回は、最近読んだ本の内容から、人材定着について書いてみます。

真に生産的になるのに必要なのは、効率性を捨てかわりに毎日、結果を出せるとびきり最高の2時間をつくる条件をそろえる、ただそれだけでいいのです。

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成功する人は、2時間しか働かない」ジョシュ デイヴィス 著/西川美樹 訳

「仕事を効率的に行いたい」

おそらく誰もが願っていることでしょう。では、どうするか?

多くの人が「いかに無駄を省くか」を考えるのではないでしょうか。その無駄の中には「じっくり考える時間」も含まれます。「即断即決」という言葉がある種の褒め言葉として使われるように、いかに早く決めて、行動するかが効率性には直結するように考える人が多いのではないでしょうか(私もそう思っていました)。

ところが、本書ではまったく逆のことを言っています。行動に移す前に、そのじっくり考える時間を取ることこそが大切なのだというのです。なぜか? その時間こそが、その後どういう行動をすることが一番有効かを考えることができるときだからです。

それをなしに、ほぼ無意識的に次の作業に移ってしまうと、結果として非効率な作業の順番になってしまったり、重要な作業に集中できないことで余計に時間がかかったりしてしまうことになります。

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