オトコの病の救世主。糖尿病、ぜい肉とオサラバできる食べ物って何?

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最近、さまざまなメディアで取り上げられ、注目度がアップしている海外発の野菜や果物。無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では、そんな中から「キヌア」と「サラシア」が紹介されています。糖尿病やダイエット、生活習慣病にも効果があるとのことですから見逃せません。

母なる穀物とは

キヌアという名前を初めて耳にする人も多いかもしれませんが、実は、今世界でもっとも注目を浴びている雑穀のひとつなのだそうです。ボリビアやペルーを原産地とする1年草で、南米アンデス地域で4,000~5,000年前から広く栽培され、約3,000もの品種があるのだそう。

母乳に匹敵する栄養価があることから「母なる穀物」とも呼ばれ、ボリビアでは妊娠中や産後の女性に無料配布したり、学校給食にも積極的に取り入れているらしいです。

粟などほかの雑穀や精白米、玄米、小麦と比べてカルシウム、カリウムなどのミネラルの含有が多く、高タンパクで糖質は少なく、体に必要なすべての必須アミノ酸がバランスよく含まれ、ビタミンや食物繊維も豊富でとても優秀な食品だそうで、また、抗酸化作用のあるフェノール類も多く、生活習慣病の予防やアンチエイジング効果が期待できるそうです。興味のある方は探してみてください。

サラシアって…

サラシアは、インドやスリランカなど南アジアに自生するデチンムル科のつる性樹木で、古くから血糖値を下げる効果があるとされ、美食に明け暮れた王侯貴族たちの富の象徴として、数千年の昔からダイエットや糖尿病の特効薬として用いられてきたそう。

善玉菌をふやし悪玉菌を追い出して、腸内環境を良好に保つ働きにも優れ、その効果はビフィズス生菌やオリゴ糖と比べて、5~10倍もあるのだそうです。

炭水化物や糖分を小腸で吸収させず、そのまま大腸に送り、ブドウ糖への分解もなく大腸に届いたオリゴ糖が善玉菌の栄養源となり、善玉菌を活性化してくれるらしいです。

ビフィズス菌やオリゴ糖そのものを摂取する方法とは違い、普段の食事による炭水化物や糖分を原料にして、体内でオリゴ糖を生成するのが大きな特徴なのだそうです。

image by: Shutterstock

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