免疫力をアップさせたいなら魚を夕方に食べればいい、という根拠

shutterstock_419769109 copy
 

日本人にとって欠かせない食材といえば、魚。無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では、免疫力や自然治癒力がアップする「食べるべきゴールデンタイム」、コレステロールや中性脂肪を減らす「さつま揚げの正しい食べ方」が紹介されています。

魚とゴマを合わせて体内酵素活性

体内酵素とは栄養素の消化吸収・代謝などあらゆる細胞に必要な物質(たんぱく質)で有害物質や活性酸素を除去し、免疫力・自然治癒力の源といわれています。

夕方以降に代謝酵素が増えるので、それを高めるために夕食には400種類以上の体内酵素の働きを活性化するビタミンB3(ナイアシン)の多い魚類を食べるといいそう。

さらに魚類(リジンというアミノ酸)とゴマ(アルギニン)と一緒に摂ると、成長ホルモンを作る酵素が活性化し、それぞれで摂るよりも分泌量が約10倍ほど増えるそうです。お刺身もゴマだれがオススメ。

お手軽なイワシを食べよう!!

いわしは価格がお手ごろなうえに、血液をさらさらにしてくれるEPAや、基礎代謝を上げるバナジウムというミネラル成分を多く含んでおり、このバナジウムは肝臓で脂肪を身体のエネルギーとして使いやすい状態にし、その結果、余分なコレステロールの生成も抑制してくれるので、食べてからストレッチを平行して行うと、足から肝臓に送られた老廃物の中に含まれる脂肪の燃焼が促進され、セルライト除去効果もあるそう。

このバナジウムを効率よく摂るためには、

  1. バナジウムは骨の部分に多く含まれているので、できるだけ小骨ごと食べる
  2. ビタミンCと有機酸は、バナジウムの吸収率を良くしてくれるので、一緒に摂る

この2つのポイントを守るといいそうです。

植物油と魚が健康効果のさつま揚げ

さつま揚げの主な材料は、タラなどの白身魚。製造工程で、水にさらして油抜きをしないため、EPAやDHAが多く残っています。さらに油で揚げたときに、茶色い物質・メラノイジンがまわりについている油と内側のタンパク質や油分が酸化するのを防いでくれるのです。

植物油(リノレン酸やオレイン酸)で揚げるため、油抜きをせずそのまま食べたほうが、コレステロールの増加抑制や中性脂肪を減らすといった健康効果が得られます。

image by: Shutterstock

print
いま読まれてます

 

美容と健康ひとくちメモ
日常の何気ない食物にも意外な効用を持つものがあります。そんなちょっとしたうんちくを日刊でお送りします。
<<登録はこちら>>  

  • 免疫力をアップさせたいなら魚を夕方に食べればいい、という根拠
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け