ここではない何処かへ。元気なうちにしておきたい終の棲家さがし

 

と、私の移住遍歴とこれから住もうとしている国をお伝えしました。では私が考える移住条件や、世間一般が選ぶ居心地の良い移住先、そしてそうした場所に実際に住んでみる為に今からやるべき事の提案をしてみたいと思います。

まずは私が考える移住先ですが、ひとつは過去にお伝えした幸福国シリーズや長寿国シリーズでお伝えしてきた国々が挙げられます。例えばデンマーク、香港、スイス、サンマリノ(イタリア)、シンガポール、オーストラリア、カナダ、キプロスなどを挙げてきましたが、これらの国は社会保障が充実していたり、医食同源の文化が根付いていたりと、ある意味人が作り上げた理想郷のような場所です。長寿国という点ではもちろん日本も含まれます。

私自身が実際の経験値から選ぶと、1位はアメリカ西海岸、2位はタイとなります。日本は? というと、私が東日本にしか住んだ事が無い事もあって3番手。ここでもう一つ重要なファクターとなるのが気候」です。

何故上記の国々が一般的にも移住先や旅先に選ばれるかというと「居心地が良い」からです。そしてその理由は年中過ごしやすい気候にあるんですね。人が快適に過ごせる気候は気温25、6度、湿度が55~60%ですが、このストライクゾーンに年間通して近いエリアほど良いわけです。

こうしたあらゆる面を総じて考えると上記の順位となります。よって私も日本の温暖なエリアに住む事が出来ていたら迷わず日本を選ぶかもしれません。何と言っても日本はあらゆるものが整っていて何でも手に入る超絶便利な国ですからね。

ただしアメリカ西海岸の年中温暖で爽やかな気候なんて天国です。寒くて凍える事もないし、雨で気分が沈む事もありません。人生良い気分の日が1日でも多い方が良いに決まってますから。そうした意味でも自分に好都合な環境を選ぶ事は非常に重要なんですね。

ちなみにこうした観点で考えると、私が次に移住しようとしている中国広州市は意外なほど好条件なんですよ。それはエリア的に長寿国の香港と近く医食同源の文化がある事、そして南国特有の気候である事、更には大都会でインフラ面が整い、あらゆるものが手に入りますから。

そんな理由もあって移住(異動)を受入れたわけですが、もう一つの理由は単純に興味があるからです。今まで私は、日本が依存関係にあるアメリカや、中立な立場で親日のタイに住んだ事はあります。ですから今度はそれらと対極の国にも住んでみたいんです。

現在日本のメディアからは中国の悪いイメージしか流れて来ませんが、実際に現地メディアがどう世界を報道しているのか、その感覚を掴んでみたいわけです。それにはやはり住むしかありません。同じ立ち位置の国でもロシアだとNGなわけです。それは単純に「寒い」からです(笑)。

print
いま読まれてます

  • ここではない何処かへ。元気なうちにしておきたい終の棲家さがし
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け