冬の乾いた冷たい空気は、肌だけではなく、眼球の粘膜にも乾きや涙目などの症状を招くと、メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』の著者、のぶ先生は注意を呼びかけます。のぶ先生はそれらの症状を予防するため、外出時に眼球を保護する方法と、家でできる眼球への血流ケア術を教えてくれます。
冬場のドライアイ
【冷たい空気は目にもストレス】
一日を通して冷たい風が吹くようになりました。室内に居ても壁や床から冷気が入り込んでくるのを感じます。冷たい風にあたると、皮下の血流が悪くなり肌がカサカサするようになります。
じつは眼球の粘膜も同じような状態になりやすく、目の乾きや涙目が出るようなら、冷気によるストレスが原因です。
【外出時は眼球の保護】
目の乾燥や涙目が出るようなら、花粉症用のゴーグルをして外出すると症状が軽くて済みます。同時に眼球への血流をうながすために、帽子とストールは必携。頭部や襟元を保温することで、眼球への血流低下の予防がかないます。
【眼球への血流ケア】
入浴時、バスタブにつかりながらお湯で顔やまぶたを温めるようにすると、翌日の目の疲れや乾燥、充血やかゆみ、目やにの予防になります。
また、後頭部から肩甲骨の間までを熱めのシャワーでよく温めるようにすると、頭部への血流がよくなり、目鼻の粘膜の乾燥対策にもなります。
「血流促進のおでこマッサージ」。日頃から眼球の周りを軽く押さえるようにマッサージをしたり、まゆ毛やおでこのあたりを軽くさするようにすると、眼球や鼻の粘膜への血流量が上がり冷え対策になります。
これから冬本番を迎えますね。首から上の冷えを感じたら、しっかり保温を心がけましょう。インフルエンザも流行り始めています。しっかり保温で丈夫な抵抗力を備えてお過ごしください。
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