なぜ、結婚当初は幸せだったのに“夫婦円満な家庭”にならないのか?

 

両者が感情的に

まず、僕はご相談者さんの結婚観には全面的に賛成です。「何かあった時は、俺が(私が)どうにかするから心配するな」という気持ちを互いに持ち合うことは、大切なポイントではないかと思います。

そして、それが旦那さんに全くない……というお話だったのですが、これを聞いてまず思ったのは、「初めからそこまで酷い人だったら、さすがに分かるのではないか」ということでした。

つまり、結婚当初はちゃんと助け合うつもりがあったけれど、最近は不和が生じて「自分のことは自分でやってくれ」といったスタンスになってしまったのではないか……と。

そう思った理由はいくつかあり、例えばこちらです。

夫は家賃光熱費は払ってくれていて、私も働いてるし自分で保険にも入っているし、経済的には基本的に家賃光熱費以外で夫に頼っていないし、頼るつもりもありません。それで十分守ってるつもりっぽいです。

「家賃光熱費以外で夫に頼っていないし、頼るつもりもありません」という一文。「だったら、助け合わなくていいじゃん(苦笑)」となってしまいますよね。これはたぶん売り言葉に買い言葉(?)で、感情的になっておられるだけだと思います。

本当はお財布もひとつにして、仲良くやっていきたいのではないかと。

このようにご自身も感情的になっておられるので、旦那さんも感情的になっておられる可能性が高いと思ったのです。

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