五月病にも効く。メンタルが崩壊する前に知っておきたい10のポイント

 

9.まだいける!は危険
これは本当にそうで、『プロセスエコノミー』の中でプロセスエコノミーの弊害としても書いたことです。

冒険者が優遇される時代・冒険者に力が集まりやすい時代、どうしても自分の冒険を自分だけじゃなくて、「もっと挑戦したらうけるんじゃないか」「自分はもっとやれるんじゃないか」と思ってしまうものです。

だけど本当に逆に言うと、「まだいける!」と思った時が自分の実力とのバランスを一番崩しているところなので、気をつけたほうがいいですよね。

10.嫌いな人は即サヨナラ
離れたほうが逆に、冷静になれる時があるんですよね。近づきすぎるとその人の熱量にやられてしまうものです。

大事なのは、相手に「サヨナラ」と言わなくてもいいということです。要は、黙ってシュっていなくなる。そうしたら、また黙ってそばにいれば仲良くなり返すこともできる。

万が一相手に「あなたといるのは辛いです」って言ったとしても、もう一度戻って、「この前は自分が辛くなってあなたのことを嫌いって言ってしまったんだけど、反省してみたら自分のことを投影してあなたを嫌いって言ってました。ごめんなさい、もう一度あなたとの時間を始めさせてもらえませんか?」って言えばいいんですよね。

こんなふうに、実は1から10って特徴って書いていますけど、要は行動習慣なんです。

なので今、1から順番に言ったことを、「自分が相手と違うところだからプライドになるんだから、相手にとってはたいしたことないよね」みたいに、こういう条件が起こりそうな時にこの10個を思い出して、不安定な方向に動き出しそうな自分を止めればいいんですよ。

10個の行動習慣を身につける方法 

僕がよくやっている方法ですけど、こういったものをGoogleカレンダーに入れておいて、1週間に1回、寝る前にチラッと見る。人によっては印刷して財布とか定期券入れに入れておく。

みたいに、こういうものをふらっとした時に目に付くようにする。あとは先ほど言ったように、カレンダーで必要なところに入れておく。

行動習慣を身につけること自体も大変なので、自分を信じず、財布の中だったり生活習慣の中で自然と見る場所だったり、Googleカレンダーみたいに、絶対にそこを通る時に必ず見るような仕掛けをしておくといいですよって話です。

そういうわけで、つながる時代の未来になればなるほどこういった行動習慣が大事なので、気をつけましょう。じゃあね!

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image by: Shutterstock.com

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IT批評家、藤原投資顧問 書生 1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科応用システム専攻人工知能論講座修了。 マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタート。 NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援を経て、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab取締役)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、Google、楽天(執行役員)の事業企画、投資、新規事業立ち上げに従事。 経産省 対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザー等を歴任。 現職は14職目。シンガポール・バリ島をベースに人・事業を紡ぐカタリスト。ボランティアで「TEDカンファレンス」の日本オーディション、「Burning Japan」に従事するなど、西海岸文化事情にも詳しい。

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