2. 本業の確保
次に、本業の確保です。多くの人にとっては、本業で収入を得て、一部を貯蓄し、一部を自己投資に充て、一部を運用に回すことになると思います。
しかしコロナの流行によって、まず収入を得る部分で大きな変化が生じます。
コロナの影響を受けにくい業種業態に勤めている正社員にはそれほど心配はないかもしれませんが、この自粛社会はまだまだ続くのだという前提で、不安な人は生活の防衛体制を構築する必要があります。
まず、自分が勤めている会社がコロナの影響を受けて業績が悪化する事業構造なのかどうかも見極めておく必要があります。
特に「来店型」の事業に携わっている人、観光・移動・外食といった業界にいる人は、「ジョブチェンジ」を視野に入れた方が良いかもしれません。
今すぐでなくても、長期的にじわじわと影響を受け、希望退職募集、整理解雇といったことが起こる可能性はあるでしょう。
専門性の高い仕事をしている場合は簡単にジョブチェンジというわけにはいかないとは思いますが、コロナに翻弄される仕事にしがみつくのは、良策ではないように思います。
もし「自分は非正規で不安」「すでに切られた・シフトを減らされた」という場合、時間はあり余っているでしょうから、その時間を使って自分を鍛えることです。
その1つの方法として以前、シングルマザーに関する記事の中で「どこでもコンサル」という訓練方法をご紹介しましたが、これは効果があるのでぜひおススメです。
こうした人は資産運用よりもまず、収入源を確立する方が優先だと思います。
3. 起業を視野に入れた副業
4. 株式投資をはじめとする金融投資
5. 不動産投資をはじめとする現物投資
6. 合法的な節税策
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『午堂登紀雄のフリー・キャピタリスト入門』(2021年1月3日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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