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豪ドル週間見通し:上げ渋りか、豪準備銀行による追加利下げの可能性残る

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■堅調推移、米関税交渉進展への期待広がる

先週・今週の豪ドル・円は堅調推移。米国と英国は貿易協定で合意したこと、トランプ米大統領は対中関税引き下げについて言及したことを受け、今後の関税交渉進展への期待からリスク選好の豪ドル買い・円売りが優勢となった。日米の株高を意識した豪ドル買い・円売りも観測された。取引レンジ:90円59銭-93円59銭。

■上げ渋りか、豪準備銀行による追加利下げの可能性残る

来週の豪ドル・円は上げ渋りか。米国の相互関税措置を警戒した豪ドル売りは一巡したが、世界経済の不確実性は低下していない。豪準備銀行(中央銀行)による追加利下げ観測は消えていないため、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、豪ドル買い・円売りが拡大する可能性は低いとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・15日:4月失業率(3月:4.1%)

予想レンジ:92円00銭-94円00銭

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