fbpx

今日の為替市場ポイント:米債務格付けの引き下げを受けてドルは伸び悩む可能性

マネーボイス 必読の記事



16日のドル・円は、東京市場では145円72銭から144円92銭まで下落。欧米市場では145円23銭から146円10銭まで反発し、145円70銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に145円台で推移か。米国の債務格付けの引き下げを受けてドルは伸び悩む可能性がある。

米格付け会社ムーディーズ・レーティングスは5月16日、米国の信用格付けを最上位から引き下げることを発表した。この動きに対する市場反応には注意が必要だが、格付け見通しは「安定的」であること、同社が米国の格付け見通しを「ネガティブ」に変更した時点(1年ほど前)で格下げが行われる可能性が高いことは予想されていた。政府の借り入れコスト増大の懸念が指摘されているが、格下げによる長期金利の上昇はドル高につながるとの見方もあるため、新たな米ドル売り材料が提供されない場合、米ドル145円近辺で下げ渋る可能性は残されている。

いま読まれてます

記事提供:
元記事を読む

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー