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米国株見通し:伸び悩みか、利益確定売りに警戒

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(13時30分現在)

S&P500先物      6,722.25(+1.00)
ナスダック100先物  24,952.00(+3.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は36ドル安。米長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。

24日のNY市場は続伸。ダウは前週末比202ドル高の46448ドルで取引を終えた。年内の利下げ観測が一段と強まり、ハイテク株を中心に買いが優勢となった。連邦準備制度理事会(FRB)当局者が12月会合での利下げ支持を改めて示したことで、金利低下を織り込む動きが広がった。ナスダックは大幅高となり、AI関連を含む主力テクノロジー株が上昇を主導。大手ハイテクが堅調だった一方、ディフェンシブ銘柄には利益確定売りが出た。

本日は伸び悩みか。今晩発表の11月消費者信頼感指数など経済指標の内容が弱ければ、12月の追加利下げ期待が改めて意識され、金利敏感株を中心に買いが入りやすい。小売大手ベストバイの決算発表が注目され、内容が堅調なら感謝祭商戦への期待から小売セクターの支援材料となる見通し。半面、景気減速への懸念が強まれば、積極的な買いは抑制されそうだ。AI関連や半導体株は前日の上昇を受けて一服する可能性があり、利益確定には警戒したい。

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