10日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円72銭から155円80銭まで下落し、155円95銭で引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)は9、10日に開いた会合で、主要政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定した。2026年については、利下げ1回との見通しを維持したが、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言を受けて利上げに転じる時期は近づいていないとの見方が強まり、ドル売り・円買いが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1628ドルまで売られた後、1.1700ドルまで反発。ユーロ・円は反転し、182円05銭まで売られた後、182円55銭まで買われた。ポンド・ドルは、1.3305ドルまで売られた後、1.3389ドルまで反発。ドル・スイスは0.8045フランから0.7992フランまで下落。
10日のNY原油先物1月限はやや強含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比+0.21ドル(+0.36%)の58.46ドルで通常取引を終了した。
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