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だから株初心者はカモられる。「負けない投資家」がやっている銘柄選びとリスク回避術=栫井駿介

初心者への真実の助言:「すぐ儲けようと思うな」

非常に厳しい言い方かもしれませんが、「最初からすぐに儲けようと思わないこと」が、実は成功への近道です。投資の世界に「必ずうまくいく甘い話」は存在しません。

高名な投資家であるテスタ氏も、「最初はみんな初心者であり、失敗を積み重ねるものだ」といった趣旨の発言をされています。失敗を乗り越え、何がうまくいき、何がいかなかったのかという経験を蓄積することでしか、熟練の域には達せません。まずは「失敗から学ぶ」という謙虚な姿勢を持つことが、長期的に生き残るために不可欠です。

絶対に手を出してはいけない「危ない銘柄」の見分け方

経験が浅いうちでも、避けるべき銘柄の特徴を知っておくだけでリスクを軽減できます。

私が特に警戒するのは、「業績が全く増えていないのに、株価だけが猛烈に上がっている銘柄」です。こうしたケースでは、背後で株価を持ち上げようとする特定の思惑や力が働いている可能性があり、初心者が手を出すと火傷をします。

企業の業績をチェックするには、以下のツールが非常に便利です。

  • 株探:迅速な業績確認に適しています。
  • マネックス証券の「銘柄スカウター」:私も推奨している、非常に詳細な分析が可能なツールです。

これらを使って、現在の株価上昇が「実力(業績)」に基づいたものなのか、それとも「虚像(思惑)」なのかを確認する習慣をつけましょう。

投資手法の「真似」から始める:自分に合うスタイルを見つける方法

何から手をつければいいか分からない場合は、「誰かの真似」をすることも一つの正解です。ただし、銘柄だけを真似るのではなく、「投資手法」を真似ることが重要です,。

主な投資スタイルには以下のようなものがあります。

  • 高配当株投資:定期的な現金収入(配当)を重視する手法。
  • 長期成長株投資:企業の将来の成長に賭けて、じっくり待つ手法。
  • 割安株投資(バリュー投資):本来の価値に対して割安に放置されている銘柄を買う手法。

ここで大切なのが、その手法が「自分の性格に合っているか」という視点です。例えば、長期投資には数年単位の「忍耐力」が求められます。一方で、配当投資は「チャリンとお金が入ってくる喜び」があるため、モチベーションを維持しやすいという人もいます。自分が続けられるスタイルはどれか、まずは模索してみましょう。

SNS投資情報の罠:発信者の「頭の中」までトレースしているか?

SNSで話題の銘柄に飛びつくのは危険です。なぜなら、その情報を発信している人が、「どのような意図でその株を買っているのか」までを理解して真似をしなければ意味がないからです。

同じ銘柄であっても、ある人は「短期的な値幅取り」を狙い、別の人は「10年後の成長」を見据えているかもしれません。投資期間、割安さの判断基準、成長性の見込みなど、発信者の「頭の中」までトレースして初めて、その真似は意味を持ちます。単なる「おすすめ一覧」を信じるのではなく、その判断に至ったロジックを吸収するようにしてください。

Next: 猛者だらけの株式市場で個人投資家が生き残る方法は?

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