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だから株初心者はカモられる。「負けない投資家」がやっている銘柄選びとリスク回避術=栫井駿介

究極の「負けにくい」投資法:地味すぎる割安株(バリュー株)の世界

私が初心者の方に「失敗しにくい手法」としてあえて挙げるなら、それは「割安株(バリュー)投資」です。

これは、世の中の華やかなブームとは真逆の世界です。全く注目されておらず、業績は安定しているのに株価が放置されているような「超地味な株」を狙います。指標としては、PBR(株価純資産倍率)が1倍未満、時には0.5倍といった水準で取引されている企業です,。

PBR 0.5倍とは、簡単に言えば「会社の持っている資産価値の半分程度でしか評価されていない」状態です。もともと誰にも注目されていないため、これ以上売られるリスク(下値不安)が小さく、何かのきっかけで正当な評価をされれば株価が2倍になるポテンシャルを秘めています。これは、あのウォーレン・バフェットが初期に行っていた手法でもあります。

手法の分散:自分に合った答えを追い求める旅

どのやり方が自分に合うか確信が持てない場合は、資金を分割して試してみるのが賢明です。 例えば、「長期成長株に3分の1」「高配当株に3分の1」「割安株に3分の1」といった具合に分散して投資してみるのです。実際に自分のお金を投じて経験することで、どの手法が自分にとってストレスが少なく、納得感があるのかを見極めやすくなります。

個別株投資に「これが絶対的な正解だ」という終着点はありません。プロである私自身も、日々、究極の答えを追い求め続けています。

学び続ける投資家だけが生き残る

個別株選びは非常に奥が深く、今回お話ししたPERやPBRといった専門用語も、これから1つずつ学んでいく必要があります。

失敗を恐れず、しかし慎重に、共に学び続けましょう。次回の講義では、今回出てきた「投資指標」について詳しく解説していきます。


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【関連】なぜバフェットは「守り」に入る?現在の株価は高すぎ?長期投資家が注視すべき市場のシグナル=栫井駿介

image by: WESTOCK PRODUCTIONS / Shutterstock.com
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バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 』(2026年1月21日号)より※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。

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