24日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅いか。中東情勢に対する過度な懸念は後退したが、不透明感は払拭されずドルは売りづらい展開となる見通し.また、日銀の利上げはやや遠のき、円売りも想定される。
トランプ大統領は23日、SNSの個人アカウントでイランへの軍事攻撃延期を国防総省に指示したとし、同国との対立を解消する方向で協議中と明かした。それを受け原油安・金利安・ドル安に傾き、ユーロ・ドルは1.1480ドル台から1.1630ドル台に急伸、ドル・円は159円60銭台から158円付近に急落。ただ、本日アジア市場で原油相場は下げ止まり、ドル売り再開。日本株高も限定的で、ドル・円は158円半ばから後半に戻した。
中東情勢の先行きへの過度な警戒はいったん後退したものの、この後の海外市場は今後の中東情勢の懸念が解消するかを見極める展開となりそうだ。連邦準備制度理事会(FRB)の緩和余地への思惑で、ドルは売られやすい。今晩発表のPMIはやや悪化が予想され、スタグフレーション懸念もドル買い抑制しよう。ただ、トランプ氏の投稿をイラン側は否定。トランプ氏の言動は一致せず、根強い不透明感から原油相場が下げ渋ればドルは売りづらい。
【今日の欧米市場の予定】
・17:30 独・3月製造業PMI(予想:49.5、2月:50.9)
・17:30 独・3月サービス業PMI(予想:51.0、2月:53.5)
・18:00 ユーロ圏・3月製造業PMI(予想:49.6、2月:50.8)
・18:00 ユーロ圏・3月サービス業PMI(予想:51.0、2月:51.9)
・18:00 ユーロ圏・3月総合PMI(予想:51.0、2月:51.9)
・18:30 英・3月サービス業PMI(予想:53.0、2月:53.9)
・18:30 英・3月製造業PMI(予想:50.3、2月:51.7)
・22:45 米・3月サービス業PMI(予想:52.0、2月:51.7)
・22:45 米・3月製造業PMI(予想:51.3、2月:51.6)
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