25日の香港市場は続伸。主要90銘柄で構成されるハンセン指数が前日比272.24ポイント(1.09%)高の25335.95ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が83.21ポイント(0.98%)高の8582.74ポイントと続伸した。
米国とイランを巡る停戦交渉進展への期待が投資家心理を押し上げた一方、前日に大幅上昇した反動から持ち高調整の売りが断続的に出て、上値の重さも意識された。指数は一時伸び悩む場面があったが、売り一巡後は下げ渋る展開となった。午後にかけては内需関連への買いが相場を支え、引けにかけて持ち直した。
ハンセン指数の構成銘柄では、フードデリバリーやインターネット関連には買いが集まった。美団(3690/HK)が13.8%高、農夫山泉(9633/HK)が8.9%高、京東集団(9618/HK)が5.0%高、テクトロニック・インダストリーズ(0669/HK)が4.3%高、アリババ集団(9988/HK)が4.2%高と上昇した。中東情勢の緩和期待を受けた投資家心理の改善に加え、内需サービス分野への資金流入が相場を支え、指数は引けにかけて持ち直した。
半面、消費関連や医薬関連の一角に売りが目立った。ポップマート(9992/HK)が22.6%安、薬明生物(2269/HK)が2.4%安、中国資源ビール(0291/HK)が2.2%安、ZTOエクスプレス(2057/HK)が2.0%安で引けた。前日に指数が大幅上昇した反動から利益確定売りが広がり、個人消費や成長株の一角で持ち高調整の動きが強まったことが背景となった。
また、エネルギーや金融関連でも軟調な動きがみられた。中国海洋石油(0883/HK)が3.6%安と下落し、資源株の一角に売りが波及した。米国とイランを巡る停戦交渉進展期待を背景に原油需給の不透明感がやや後退し、エネルギー株には利益確定売りが出やすい地合いとなった。
中国本土市場も続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比1.30%高の3931.84ポイントで取引を終了した。
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