[本日の想定レンジ]
31日のNYダウは1125.37ドル高の46341.51ドル、ナスダック総合指数は795.99pt高の21590.63pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比1915円高の53075円だった。本日は、中東紛争の終結への期待感からリスク選好ムードが強まり、幅広い銘柄に買い戻しの動きが強まりそうだ。前日は、人工知能(AI)関連企業の過剰設備投資への警戒感からハイテク株株が売られたほか、イラン情勢の不透明感も重しとなり、日経平均は4営業日続落した。ローソク足は2本連続で陰線を形成し、売り圧力の強さを窺わせた。ただ、イランのペゼシュキアン大統領は31日、欧州連合(EU)のコスタ大統領との電話会談で、米イスラエル両国との戦闘の終結に向け、「必要な意思を持っている」と表明した。これを受け、中東での戦闘終結に向けた期待が高まり、前日の米国市場では主要株価指数は大幅に続伸した。ナイトセッションの日経225先物も53000円台を回復しており、本日の東京市場はこうした投資家心理の改善から幅広い銘柄に買いが広がることが想定される。ただ、ヘグセス米国防長官は31日、「イランとの戦争で向こう数日間が決定的な局面になるとの考えを示し、同国が合意に至らなければ紛争は激化する」と警告するなど、戦闘終結に向けた詳細な合意内容などがはっきりしていないほか、「クウェートの原油タンカーがイランの攻撃を受けた」との報道もあるなど、先行き不安感は完全には拭えていないのも事実だ。このため、ここからさらに株価が戻るには、米国とイランの紛争終結に向けた新たな材料が示されることが不可欠で、買いが一巡した後は様子見姿勢が強まるかもしれない。上値メドは、心理的な節目の54000円、3月26日の高値(54175円)、心理的な節目の54500円、下値メドは、心理的な節目の51000円や50000円、49000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限53500円-下限52000円
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