アトラグループ<6029>は31日、連結子会社であるペリカンの全株式を石川玩具(本社:東京都墨田区)へ譲渡する株式譲渡契約を2026年3月31日付で締結したと発表した。これにより、同社は連結範囲から除外される。
ペリカンは2021年11月の買収以降、事業計画を下回る状況が続き、直近期には債務超過に陥るなど厳しい業績が継続していた。同社では、現状を総合的に勘案し、グループ事業の選択と集中を図るため、同社が保有するペリカンの全株式を石川玩具に譲渡することが最適であるとの結論に至った。
石川玩具は、創業100年を迎える玩具業界の老舗企業で、卸問屋として創業した後、現在は子会社において玩具小売業や、ぬいぐるみ、雑貨等の企画・製造を行っており、持続的な成長を実現するための経営資源を有している。
本件に伴い、2026年12月期連結決算において、関係会社株式売却損として1.36億円の特別損失を計上する見込みで、個別決算において1.48億円を特別損失に計上する予定である。ただし、連結上は相殺消去されるため連結業績への影響はない。なお、当該特別損失は会計上の評価によるものであり、キャッシュフローへの影響は生じない見込み。
同社は今後、本業であるA-COMS事業においての事業領域を拡大し、本業に事業シナジーの期待ができるM&A及び新規事業の推進を加速させ、売上利益の拡大を目指すとしている。
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む