日経平均は反落。633.75円安の58952.11円(出来高概算14億2767万株)で前場の取引を終えている。
前日22日の米国株式市場は反発。ダウ平均は340.65ドル高の49490.03ドル、ナスダックは397.61ポイント高の24657.57で取引を終了した。イラン停戦延長を好感し、寄り付き後、上昇。その後、ホルムズ海峡封鎖継続で原油価格が上昇したため伸び悩んだが、今週中の和平再協議の可能性が報じられたほか、主要企業決算を好感した買いに、終日堅調に推移した。ナスダックは過去最高値を更新した。
米株式市場の動向を横目に、23日の日経平均は172.78円高の59758.64円と続伸して取引を開始した。前日の米株高やナスダックの最高値更新を受けて、寄り付きは買いが先行、前場中ごろに取引時間中として初めて6万円台をつける場面がみられた。ただ、その後は利益確定売りが優勢となり、指数は急速に伸び悩んだ。半導体関連株の一角に売りが広がったことも重荷となり、先物主導で下げ幅を拡大して59000円を割り込む展開となった。
個別では、ソフトバンクG<9984>、中外薬<4519>、ソシオネクスト<6526>、三菱重工業<7011>、ルネサス<6723>、住友不<8830>、日立<6501>、イビデン<4062>、JT<2914>、キッコマン<2801>、日立建機<6305>、住友ファーマ<4506>、コマツ<6301>、菱地所<8802>などの銘柄が上昇。
一方、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>、フジクラ<5803>、京セラ<6971>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、ベイカレント<6532>、住友電<5802>、村田製<6981>、KDDI<9433>、アドバンテス<6857>、レーザーテック<6920>などの銘柄が下落。
業種別では、鉱業、情報・通信業、不動産業の3業種のみが上昇した一方で、非鉄金属、サービス業、空運業などが下落した。
後場の日経平均株価は、軟調地合いが継続する可能性がある。前場は米株高を受けて買い先行となったものの、短期的な上昇の反動による利益確定売りが優勢となり、指数は大きく下げに転じた。特に半導体関連株の下落が指数を押し下げる要因となっている。米国ではナスダックが最高値を更新した一方で、原油価格の上昇や中東情勢の不透明感が引き続き投資家心理の重しとなっている。為替動向や米株先物の動きにも左右されやすく、後場は先物主導で不安定な値動きが続く展開が意識されよう。
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