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パパネッツ Research Memo(5):主力事業の成長とDX推進により大幅な営業増益を達成(1)

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■パパネッツ<9388>の業績動向

1. 2026年2月期の業績概要
2026年2月期の業績は、売上高が5,771百万円(前期比7.5%増)、営業利益が464百万円(同25.9%増)、経常利益が460百万円(同25.1%増)、当期純利益が305百万円(同19.5%増)となった。売上高は、管理会社サポート事業における定期巡回サービスの16.7%増収や、マンスリーマンション向けの大型案件受注により増加した。利益面では、自社開発システム「じゅん君」の活用による業務効率化に加え、高利益率な巡回サービスの構成比が高まったことで、営業利益率は前期から1.2ポイント改善し8.1%となった。セグメント別では、売上の約8割を占める管理会社サポート事業が成長をけん引している。

(1) 事業別売上高
2026年2月期の事業別売上高は、管理サポート事業が4,425百万円(前期比12.6%増)、インテリア・トータルサポート事業が1,313百万円(同6.6%減)、その他が32百万円(同11.2%増)となった。売上高の76.7%を占める管理サポート事業は、定期巡回サービスが16.7%増収と伸長し全体をけん引した。増加要因は、賃貸管理ニーズの拡大に伴う新規受託件数の増加と、マンスリーマンション向けの大型案件受注である。一方、インテリア・トータルサポート事業は需要の変動により減収となった。全体の構造として、高利益率な管理サポート事業の構成比が前期の73.3%から3.4ポイント上昇しており、特定の主力事業への収益依存度が高まった。

(2) 「建物定期巡回サービス」における対象物件数
建物定期巡回サービスの対象物件数は、2026年2月期末において21,742棟(前期比9.4%増)と着実に拡大している。大手ハウスメーカーとの強固な連携を軸に、質の高い維持管理ニーズを的確に捉えた結果である。巡回精度の向上は、修繕提案などの付加価値向上にも寄与しており、単なる規模拡大を超えた収益基盤の深化が進行している。人手不足を背景とした外注需要も旺盛であり、今後も安定的な成長が期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山 博詞)
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