■NY株式:米国株式市場は上昇、ハイテク回復が支援
米国株式市場は上昇。ダウ平均は155.84ドル高の53055.91ドル、ナスダックは288.49ポイント高の26121.16で取引を終了した。
中東情勢安定を背景とした原油安を好感し、寄り付き後、上昇。その後、6月ISM非製造業景況指数やPMI確定値の低調な結果を受けてダウは一時下落に転じた。一方、ハイテク回復でナスダックは続伸し終日堅調に推移し相場を支援。終盤にかけ、ダウもプラス圏を回復し過去最高値を更新し終了した。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇した一方、医薬品・バイオテクが下落。
ITサービス・コンサルティング会社のインターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)や半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はそれぞれ、アナリストの目標株価引き上げで、上昇。PCメーカーのデル・テクノロジーズ(DELL)はトランプ大統領が新生児向け投資口座「トランプ口座」開始にちなんだ会見で、同口座への大口寄付者で創設者のデル氏をたたえ同社製品を推進したため、上昇。
半導体のブロードコム(AVGO)は携帯端末のアップル(AAPL)と人工知能(AI)向けカスタム半導体を開発、供給する契約を新たに締結したことを発表し、上昇。アップル(AAPL)も買われた。ビッドコインマイニング施設を所有、運営するテラウルフ(WULF)はAI開発新興企業のアンソロピックと、データセンター供給で合意し、上昇。ソフトウエア・ソリューションのデータドッグ(DDOG)はアナリストが次期決算の結果を警告、投資判断を引下げ、下落。テクノロジー会社のマイクロソフト(MSFT)は組織再編の一環として苦戦が続くゲーム部門Xbox中心に従業員削減計画を発表し、下落。
連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事はフォワードガイダンスに関し、「柔軟性が必要」とすると同時に、「依然、有益」との考えを示した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米6月ISM非製造業景況指数やPMI確定値が弱含み
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は162円43銭まで上昇後、162円02銭までじり安推移し、162円09銭で引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利上げを織り込むドル買いが優勢となったのち、米6月ISM非製造業景況指数やPMI確定値が弱く、さらに、原油安でドル買いが後退した。
ユーロ・ドルは1.1409ドルまで下落後、1.1445ドルまで上昇し、1.1441ドルで引けた。
ユーロ・円は185円20銭から185円53銭へじり高推移。
ポンド・ドルは1.3337ドルから1.3397ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.8073フランへ上昇後、0.8047フランまで下落した。
■NY原油:反発、ただOPECプラス増産・ホルムズ海峡正常化で上値は限定的
7月6日のNY原油先物8月限は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.49ドル(+0.72%)の68.74ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは67.83-69.20ドル。前週にかけて約4カ月ぶり安値まで下落した後の買い戻しが先行した。ただ、OPECプラスが日曜に8月の生産枠を日量18.8万バレル引き上げることで合意したことや、ホルムズ海峡の海運が正常化に向かい地政学リスクプレミアムが後退したこと、イランの輸出再開観測などが上値を圧迫し、戻りは限定的にとどまった。ザラ場では一時69.20ドルまで上昇した後は伸び悩んだ。通常取引終了後の時間外取引では主に68.7ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 59.90ドル +1.17ドル(+1.99%)
モルガン・スタンレー(MS) 222.10ドル +8.17ドル(+3.81%)
ゴールドマン・サックス(GS)1055.29ドル +34.29ドル(+3.35%)
インテル(INTC) 122.20ドル +1.85ドル(+1.53%)
アップル(AAPL) 312.66ドル +4.03ドル(+1.30%)
アルファベット(GOOG) 364.90ドル +8.72ドル(+2.44%)
メタ(META) 600.29ドル +17.39ドル(+2.98%)
キャタピラー(CAT) 969.92ドル +6.39ドル(+0.66%)
アルコア(AA) 49.87ドル +1.19ドル(+2.44%)
ウォルマート(WMT) 110.65ドル -1.19ドル(-1.06%)
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