■NY株式:米国株式市場は続伸、良好な金融決算やインフレ鈍化を好感
米国株式市場は続伸。ダウ平均は150.37ドル高の52658.64ドル、ナスダックは162.22ポイント高の26269.23で取引を終了した。
好調な銀行決算や国内インフレ鈍化を好感し、寄り付き後、上昇。消費者物価指数(CPI)に続き生産者物価指数(PPI)が鈍化したことに加え、NY連銀のウィリアムズ総裁もタカ派色を弱め年内の利上げ観測がさらに後退し金利低下に連れ相場は続伸。一時、対イラン攻撃継続で原油高を嫌気し売りに転じたが、終盤にかけ相場は再び買われ、終了した。セクター別ではメディア・娯楽、小売が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。
オンライン決済のペイパル・ホールディングス(PYPL)は決済会社のストライプや投資会社のアドベント・インターナショナルが同社に買収案を提示したとの報道で上昇。携帯端末のアップル(AAPL)は中国当局が同社のAI(人工知能)ツール、アップル・インテリジェンス登録完了を発表、同国での売り上げ回復期待に上昇。
検索グーグルを運営するアルファベット(GOOG)は保険のバークシャー・ハサウェイを率いてきた著名投資家バフェット氏がAI投資として同社投資を自ら判断したことをインタビューで明らかにし、上昇。保険のプログレッシブ(PGR)は四半期決算の内容がほぼ予想に一致したが保有契約高(PIF)の伸びが警戒され、下落。
航空会社のユナイテッド(UAL)は取引終了後に四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を上回ったが、燃料コスト高が嫌気され時間外取引で売られている。
Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米6月生産者物価指数(PPI)の伸び鈍化
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は162円40銭から161円90銭まで下落し、162円22銭で引けた。
米6月生産者物価指数(PPI)の伸び鈍化で年内の利上げ観測が一段と後退したほか、ウィリアムズ米NY連銀総裁のハト派発言を受け長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。米軍が対イランの本日2回目の攻撃実施を発表し、下げ止まった。
ユーロ・ドルは1.1406ドルから1.1483ドルまで上昇し、1.1462ドルで引けた。
ユーロ・円は185円21銭から186円00銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3404ドルから1.3558ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.8114フランから0.8034フランまで下落。
■NY原油:続伸、米・イラン情勢の緊迫化で3営業日続伸
7月15日のNY原油先物8月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+1.07ドル(+1.35%)の80.41ドルで通常取引を終了した。通常取引の取引レンジは78.21-80.94ドル。米軍がイラン沿岸の軍事拠点への空爆を再開し、ホルムズ海峡周辺のイラン港湾に対する海上封鎖を再強化したことを受け、供給懸念が強まり原油相場は3営業日続伸となった。トランプ大統領はイランへの軍事作戦継続の方針を示す一方、ホルムズ海峡通過貨物への20%手数料賦課方針は撤回した。また米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間統計で原油在庫の減少が示されたことも相場を支援した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 61.59ドル +0.97ドル(+1.60%)
モルガン・スタンレー(MS) 228.55ドル +0.88ドル(+0.38%)
ゴールドマン・サックス(GS)1152.07ドル +12.07ドル(+1.05%)
インテル(INTC) 102.99ドル -4.77ドル(-4.42%)
アップル(AAPL) 327.50ドル +12.64ドル(+4.01%)
アルファベット(GOOG) 370.21ドル +12.88ドル(+3.60%)
メタ(META) 681.31ドル +20.27ドル(+3.06%)
キャタピラー(CAT) 914.30ドル -19.04ドル(-2.03%)
アルコア(AA) 48.58ドル -0.48ドル(-0.97%)
ウォルマート(WMT) 112.53ドル -1.17ドル(-1.02%)
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