ファーストコーポレーション<1430>は15日、2026年5月期連結決算を発表した。売上高が前期比15.7%減の364.17億円、営業利益が同12.3%増の28.96億円、経常利益が同8.5%増の26.89億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.8%増の18.82億円となった。
同社グループは、創業20周年に向けた中期経営計画「First VISION 2031」を策定し、フェーズ1は2028年5月期に売上高500億円、フェーズ2は2031年5月期に売上高1,000億円を目指す方針を公表した(2026年1月14日公表)。本計画の重点施策は資本収益性の向上であり、事業推進と成長投資を掲げている。その中でも人的資本投資が重要な要素であり、フェーズ1では「採用」「人材育成」「新4Kへの対応」に注力し、数値目標の着実な達成とともに、企業基盤の構築を目指している。
建設事業の売上高は前期比20.2%増の272.24億円、セグメント利益は同74.4%増の30.36億円となった。当年度においては、受注件数5件、受注高201.38億円及び受注残高283.60億円となった。売上高が大幅に増加した理由としては、進行中の工事が順調に推移したことによるものであり、その分受注残高は減少した。一方で、次期計画では350億円の受注高を見込んでおり、受注環境は順調に推移している。
不動産事業の売上高は同56.5%減の88.17億円、セグメント利益は同49.4%減の11.06億円となった。当年度においては、事業用地の販売が当初予定を大きく上回る利益率となるなど、好調に推移した。「First VISION 2031」の重点施策である資本収益性の向上の具体的行動の一つとして共同事業の推進を掲げており、当期は共同事業協定の新規案件も進捗し、中長期的な不動産の確保を進めている。また、次期以降の販売用不動産の積極投資も順調に推移している。
2027年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比20.8%増の440.00億円、営業利益が同20.9%増の35.00億円、経常利益が同11.5%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.0%増の20.70億円を見込んでいる。
また、同日、2026 年5月期の期末配当について、2026 年5月期の業績等を勘案し、前期から6.00円増配かつ 2026 年4月 14 日に公表した 46.00 円から2.00円増配し、1株当たり 48.00 円 とすることを発表した。
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