ブロードリーフ<3673>は12日、2026年12月期第2四半期(26年1月-6月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比9.8%増の107.81億円、営業利益が同91.5%増の14.77億円、税引前利益が同132.1%増の13.92億円、親会社の所有者に帰属する中間利益が同140.3%増の10.01億円となった。既存顧客におけるクラウドソフトへの移行が順調に進展したことなどにより、中間期は増収・大幅な増益で着地した。
同社グループは「モビリティ産業を支えるデジタルインフラ企業」として、企業間ネットワークの基盤となるプラットフォームサービスの付加価値向上を進めている。具体的には、主要サービスであるクラウドソフトの市場浸透を加速させるとともに、自動車補修部品マーケットプレイスの利用企業数の増加に注力している。また、同社グループが保有するデータを起点とする新たなサービス展開を視野に、フィジカルAI領域における研究開発を進めている。
当中間連結会計期間のクラウドサービス売上は、クラウドソフトの顧客数増加に伴い前年同期比29.7%増の69.23億円となった。一方、パッケージソフト利用の顧客によるクラウドソフトへの切り替えが順調に進んでいることから、パッケージシステム売上は同15.3%減の25.41億円となった。また、セキュリティ強化などを背景としたパソコンの買い替え需要が一巡したことにより、その他売上は同11.1%減の13.17億円となった。なお、顧客によるクラウドソフトへの切り替えは、クラウドサービス売上とパッケージシステム売上の構成比を変化させるものの、全体売上にとって増加要因となっている。この増収要因は、クラウドソフトへの計画的な切り替えが完了するまで継続する見込み。また、生成AIを営業活動や開発・管理業務に積極的に取り入れ、業務プロセスの更なる改善を進めることで、コストの最適化を図った。並行して、新たな顧客の獲得に向けた広告宣伝や営業活動を積極化したほか、プラットフォームサービスの更なる付加価値向上を目的に、セキュリティ品質や処理速度の向上につながるITインフラの強化を実施した。
同日、2026年12月期の通期連結業績予想の修正を発表し、売上収益が前期比14.3%増(前回予想比1.3%増)の238.00億円へ上方修正した。営業利益は同132.7%増の48.00億円、税引前利益は同156.2%増の47.50億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同158.0%増の32.00億円としている。中間期までの順調なクラウド移行と業績進捗を踏まえ、下期も計画通り施策を推進することで、営業利益で過去最高となる通期業績計画の達成を目指す。
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