28日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米金融当局者の政策スタンスが注目され、引き締め的ならドル買い地合い継続の見通し。ただ、節目の160円に差し掛かり、為替介入への警戒が強まればドルの一段の上値は抑制されるだろう。
前日から米ワイオミング州で開催されているジャクソンホール会合でカンザスシティ、クリーブランドの両連銀総裁は、今後の引き締めに前向きな見解を示した。ただ、米長期金利の上昇は限定的で、ややドル売りに振れた。ユーロ・ドルは1.1640ドル付近から小高く推移し、ドル・円は159円40銭台に浮上した後は失速。本日アジア市場でドル売りはいったん収束し、ドル・円は小じっかりの展開に。クロス円もそれに追随した値動きとなった。
この後の海外市場は米金融政策が焦点。ウォーシュ連邦準備制度理事会(FRB)議長は今晩の講演で、インフレ圧力の高まりを受け今後の引き締め的な政策スタンスを改めて強調する見通し。その際には長期金利が上昇し、ドルを押し上げる展開となりそうだ。ただ、ある程度織り込まれ、ドル買いは想定内にとどまるだろう。一方、トランプ政権が取りまとめを急ぐ財政再建プログラムもドル買い材料になりやすい。ただ、160円を目指す展開なら為替介入が警戒され、ドルの上値は重くなる。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 欧・ユーロ圏景況感指数(8月) 前回96.9
・18:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(8月)
・23:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数(8月) 予想51 前回51
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