[本日の想定レンジ]
15日のNYダウは328.09ドル安の52093.11ドル、ナスダック総合指数は204.84pt安の25981.57pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比85円高の63405円だった。本日は、連日の下落の反動や米半導体株高を映して買い戻しが先行して始まることが想定される。15日の東京市場は、人工知能(AI)関連株の一角が買われたものの、原油価格の高止まりや米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を前に持ち高調整売りも出てほぼいってこいで終了した。ローソク足は、上ヒゲの長い陽線を形成したものの、上値の重さを確認する形となった。15日の米国市場は、原油高や長期金利の上昇が重しとなり、主要株価指数は下落した。米メディアが15日、「サウジアラビアが紅海沿岸の主要パイプラインの損傷を受け、欧州向けの原油輸出を削減した」と伝えると、原油供給が一段と滞るのではないかとの警戒感から、原油価格が上昇。中東情勢の先行き不透明感が相場に悪影響を及ぼした。また、原油高を受けたインフレ懸念が高まったことも重しとなり、NYダウ、ナスダック総合指数はともに下落した。一方、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズといった半導体関連株の一角が値を上げ、SOX指数は小反発した。ナイトセッションの日経225先物も小幅に上昇した。本日の東京市場は、前日まで3日間で1700円超下落した反動に加え、米半導体関連株高もあり、買い先行で始まるだろう。ただ、中東リスクによる原油高止まりを背景にインフレ圧力の高まりが東京市場でも警戒されるほか、日米で長期金利が上昇しているため、相対的な株式の割高観も意識されそうで相場の重しとなり、買い一巡後は上値を抑える要因になる可能性がある。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見内容を見極めたいと考える投資家も多いとみられ、様子見姿勢が一段と強まるかもしれない。上値のめどは、心理的な節目の64000円や5日移動平均線の64280円、心理的な節目の65000円、25日移動平均線の65925円。下値のめどは、心理的な節目の63000円や62000円、7月29日安値の60448円、心理的な節目の60000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限64000円-下限63000円
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む