[本日の想定レンジ]
16日のNYダウは631.21ドル安の51461.90ドル、ナスダック総合指数は3.15pt安の25978.42pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比245円高の64085円だった。
本日は、米半導体関連株高や円安進行を映して、買い先行で始まることが予想される。16日の東京市場は、米韓半導体関連株高を支えに人工知能(AI)関連株の一角が買い直され、日経平均は4営業日ぶりに反発し、高値引けとなった。ローソク足は、上ヒゲのない「陽の大引け坊主」を描き、足元で買い気の強まりをうかがわせる形となった。16日の米国市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が約3年ぶりに利上げに踏み切ったほか、ウォーシュFRB議長の記者会見を受け、売りが優勢となり、主要株価指数は下落した。FRBは16日午後、連邦公開市場委員会(FOMC)の協議結果を公表し、政策金利を0.25%引き上げることを決めたほか、FOMC参加者の政策金利見通しでは、年内にあと1回の追加利上げ予想が示された。ウォーシュFRB議長の記者会見では、「インフレ率は依然として高い水準にある」などと語り、物価上昇への警戒を改めて示すなど、タカ派的な内容と受け止める向きが多く、長期金利は上昇したことも重しとなった。一方、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズなど半導体関連株の一角が買われ、SOX指数は続伸した。また、ナイトセッションの日経225先物が上昇したほか、機関投資家が参考にしている日経225CFDも64300円台へと上伸し、円相場も1ドル=156円台へと円安が進んでいる。本日の東京市場は、米テック株高や円安を映して買いが先行して始まることが想定される。また、サウジアラビアは16日、顧客に対し、ホルムズ海峡外に位置するオマーンのソハール港沖での洋上積み替えを通じた出荷を提案しているとの報道を受けて、原油価格が下落したことも投資家心理を上向かせる要因となりそうだ。さらに、FOMCは予想通りの結果となり、波乱なく通過したため、本日から始まる日銀の金融政策決定会合への過度な警戒感が和らぎそうなことも投資家心理の改善につながる可能性がある。上値のめどは、心理的な節目の65000円や25日移動平均線の65781円、心理的な節目の66000円、75日移動平均線の66720円。下値のめどは、心理的な節目の63000円や14日安値の62726円、心理的な節目の62000円、61000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限65000円-下限63500円
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