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株主参加型?株式会社カヤックが始めた「面白株主制度」が斬新すぎる

ウェブ制作会社「株式会社カヤック」が株主向けの施策として「面白株主制度」を開始すると発表しました。何でもこの施策、株主参加型なんだとか。果たしてどんな施策なんでしょうか。

「面白株主制度」って何?

企業の方針を株主が糾弾するシーンなど、企業を描くドラマなどでは必ずと言って良いほど物語の山場が描かれる株主総会。一昔前は、最小単位の株しか持っていない投資家が複数で乗り込み、意図的に議事進行を遅らせることをチラつかせて企業から物品をせしめる『総会屋』も問題になりました。

そんな、どこか殺伐としたイメージのある株主総会ですが、東証マザーズに上場するウェブ制作会社「株式会社カヤック<3904>」はその株主総会の席で一風変わった制度を発表しました。その名も『面白株主制度』。現在、行うことが発表されているのは2つです。

その1『面白株主限定ブレストコミュニティ「株主会議」』

これは、株主が完全限定性のウェブコミュニティで行われるブレストに参加するというもの。毎月会社が出すテーマに沿って、同企業が成長する為のアイデアを出してもらい、会社への興味・理解を深めてもらおうという狙いがあるそうです。

その2『株主人事部化大作戦』

これは株主が社員採用に参加するというもの。株主の紹介経由で社員が入社すると、紹介した株主にカヤックの本社がある鎌倉の名菓『鳩サブレー』を39(サンキュー)枚プレゼントされるとのこと。株主も採用活動に参加することで、社員同様に同社を構成する一員であるということを実感してもらうという狙いがあるそうです。

「ウェブ制作会社ならではの一足早いエイプリルフールネタ?」と思いきや真面目に取り組んでいる同社。株価も株主参加型という新たな取り組みに反応し続伸しました。創業時から「面白法人」を名乗っているカヤックならではの試みと言えるでしょう。

 

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