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決算発表も一巡。8月10日週は「評価余地のある好業績割安株」に注目

今週の振り返り

今週の株式相場は、週初の調整から持ち直しの動きが見られた先週の流れから、月曜日は戻り売りから押し目買いが交錯。火曜日も売り買いが交錯し、水曜日は売り圧力をこなして買い気を強め、木曜日も買い進まれたものの、金曜日には売り先行から持ち直すなど、概ね堅調に推移しています。

日経平均株価は、先週末の2万500円台から、月曜日から火曜日も20500円を挟んだ値動きに。水曜日に2万600円台に乗せ、2万800円台に乗せる場面も見られた木曜日も終値では2万600円台と伸び悩みましたが、金曜日には2万700円台まで買われるなるなど、若干の水準訂正が確認されました。

日経平均株価チャート 2015年8月7日終値(クリックすると拡大します)

日経平均株価チャート 2015年8月7日終値(クリックすると拡大します)

週明け月曜日には、米国株下落に為替相場の円高推移、そして週末発表の中国経済指標が振るわず、外部要因軟化とともに利益確定売りが先行したものの、中国市場の反応確認とともに指数は下げ渋り25日移動平均線(2万363.62円)レベルまで下押しするも、5日移動平均線(2万457.59円)や節目2万500円が支持線として機能。日経平均株価終値は先週末比37.13円安の2万548.11円と小幅安に。物色も先週末決算発表の個別銘柄に資金が向かいました。

前営業日に続いて米国市場は軟調な経済指標外部要因が振るわず、原油価格の下落からダウが売られると、火曜日も売り優勢の流れとなりましたが、押し目買い意欲の高さが下支え。寄り付き直後に2万448.49円の安値を付けましたが、終値では前日比27.75円安の2万520.36円まで買い戻されています。

水曜日は米国市場で9月の利上げ懸念から米国株が下落しましたが、日本市場では押し目買い意欲の高い状況に先物主導の上昇が押し上げ、前日比93.70円高の20614.06円と反発。日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>が見直されたほか、米スプリント上昇でソフトバンク<9984>も買われており、指数を押し上げる動きを見せています。

木曜日も米国経済指標では利上げ観測後退、景況感改善を確認。米国株反発にドル上昇と外部要因進展とともに買い優勢で推移。前場には日経平均が一2万800円台を回復する場面もありましたが、金曜日の決算開示ピーク、日銀政策決定会合の政策声明、米国でも米雇用統計の発表が控えるなか、イベント警戒の売りで伸び悩む格好に。日経平均株価は前日比50.38円高の2万664.44円と続伸しましたが、上値の重さを感じさせました。一方で、TOPIXは年初来高値を更新しています。

金曜日は米国市場でダウが120ドル安と大幅安となり外部要因軟化で売りが先行したものの、日銀の金融政策決定会合はサプライズはなく現状維持。金融政策確認や円安推移とともに買い直される展開に。62円安からスタートした日経平均は後場に入るとプラスに切り返し、ソフトバンク<9984>やトヨタ<7203>が堅調推移を見せ、大引けの日経平均株価は前日比60.12円高の2万724.56円と続伸して取引を終えています。

さて、材料物色を集めていた決算発表も今週で一巡。来週以降の「決算シーズン後」は自動的に投資対象の切り替えを余儀なくされます。来週からは決算発表が出揃ったあと、業績の悪いものを売って、業績の良いものに乗り換える「選別物色」の局面に移行していきます。

今週も決算銘柄のソフトバンク<9984>やトヨタ<7203>が人気化したほか、売買代金上位ではKlab<3656>が決算ディーリング資金を集めて人気化した経緯があります。

そこで来週は「評価余地のある好業績割安株」に注目してみてください。好調な決算発表後もしばらく決算評価が持続しそうな評価余地のある割安株であれば、決算シーズン後も物色継続が見込まれるのではないでしょうか。これまで開示された決算短信、決算資料を分析しながら、物色対象となる「好業績割安株」を手掛けていきたいところです。
プロの視点。今、乗るべき銘柄が見えてくる。』(2015年8月7日号)より一部抜粋

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