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NY原油:下げ渋りで60.48ドル、地政学的リスクの増大を意識した買いが入る

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NY原油先物12月限は下げ渋り(NYMEX原油12月限終値:60.48 ↑0.33)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+0.33ドル(+0.55%)の60.48ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは59.70-61.02ドル。ロシアに対する経済制裁の影響を警戒した買いは一巡したが、地政学的リスクの増大を意識した買いが入ったことで下げ渋った。ロンドン市場の序盤にかけて59.70ドルまで売られたが、その後はじり高となり、米国市場の後半にかけて61.02ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では主に60.50ドルを挟んだ水準で推移。
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